〔学園ベビーシッターズ〕幸せの鳥籠。

第３３話 ページ35

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IN 学校


夢主『…はよーございまーす…』

雀「りゅー！！こおたろ！！おはよー！！」

竜「魚崎さんと、雀くんおはよう。雛ちゃんはまだ寝てるんだね。」

夢主『うん、寝ちゃった。でも、多少うるさくても起きないから普通の声でしゃべって大丈夫だよ？』

竜「あっ…無意識だった。」


雀「ねぇちゃん、絵本！」

夢主『やだよ、雛いるし。自分で読めるでしょ？』

雀「じゃあ、りゅーは？」

あっくそ。
鹿島くんに迷惑かけちゃうじゃん。


竜「いいよ。どの本？虎太郎も一緒でいいかな？」

虎「う。」

雀「うん！！！」


わぁ、雀くんの目キラキラしてる！
わたしに向ける目とは大違いとか思ったけど、わりといつでもあんな顔してるな。

竜「むかしむかし、あるところに…」

わたしも、なんか本読むか。
あっ、でも鹿島くんの読み聞かせを聞いてたい気持ちもあるな。

竜「そして、おばあさんは山に残り、おじいさんの帰りを待っています。」


あ〜、寝そう。

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