やめてください江口さん。 2

＊50 81初対面 ページ3

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『それではさっそくメールを読んでいきましょう。
“しまちゃん、えぐぅ、たろりこんばんに〜！”』



「『こんばんに〜！』」


江口「こんばんちゃー」



『ねぇ1人だけ挨拶違う人いるんだけど。

えっと、“初めて会った時のお互いの第一印象が聞きたいです。えぐしま尊い愛してます”』



西山「最後にすごい愛を感じる(笑)」


江口「初めて会った時って…………6年前？」


『そのくらいですね。宏太朗とは声優なりたての時に会ったから……9年前くらい？』


西山「たしか梅ちゃんとAちゃんが一緒に居たところに偶然僕が来たんだよねー」



『そうそう！その流れで梅ちゃんが宏太朗のこと紹介してくれて、仲良くなったね！』


西山「第1印象は、なにこの子可愛い〜！って感じだったよ。あと梅ちゃんと仲良すぎて付き合ってるのかと思った」


『それ新人の頃周りにすごい勘違いされてた(笑)
私の宏太朗への第1印象は、礼儀正しくて喋り方が優しいなーって感じ』


西山「へぇ〜そうだったんだ！
あ！あとさ、あとで梅ちゃんに”島田Aさん可愛いね”って言ったら、”中身知ったらドン引くぞ”って言われたの覚えてる」


『ちょっと梅ちゃんなにそれ！！』


江口「ほんっとそれな」


西山「まさか〜って思ったけどほんとにそれな案件でしたね」


『それな案件ってなに！？』


西山「ていうか江口さんより僕の方が先にAちゃんに出会ってたんだ〜」


『言われてみればね。江口さんの方が一緒にいること多いからなんか意外ですね』


江口「俺らはアニメの収録だよね？初めて会ったの」


『ですね。良平さんに紹介してもらったはず』


西山「へぇ〜！今はケンカップルでお馴染みの2人だけど、最初はどんな感じだったの？」


『いや、別にお馴染みなわけじゃ……』


江口「ていうか俺らのそんな話聞いて面白いの？」


西山「面白いから〜！
ってほら、皆も聞きたいって！」


『私の江口さんの第一印象は…………でかい』


江口「それ100人中100人が言うね」


『江口さんって初対面のとき本当によそよそしかったですよね』


江口「まぁ最初はねー。ていうか、俺Aとの初対面で忘れられないエピソードあるんだけど」


西山「聞きたい聞きたーい」


『ちょっと変なこと言わないでくださいね』


江口「大丈夫、Aは基本変なことしかしてないから」


『それ大丈夫じゃない』




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