もっと優しくしてください江口さん！

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梅ちゃんと別れた後江口さんの元へ向かった

昨日花ちゃんが江口さんとスタジオ一緒って言ってたからここにいるはず…








江口「誰か探してるの？」








キョロキョロと辺りを見渡していると突然後ろから声をかけられてビクゥっと肩が跳ね上がった









貴方「え、江口さん！…と花ちゃん！」

花江「え、ついで？」








やっと見つけた！
江口さんにも用意していたチョコがあるんだ
欲しいって言ってたし…









江口「今日の髪型可愛いね、羊みたい」

貴方「っ…あ、ありがとうございます」








"可愛い"
さっき宏太朗やあやねるにだって言われたのに何故か江口さんに言われるとドキドキしてしまう









貴方「あ、あの…」

江口「ん？」







あれ、なんで渡せないの
緊張して体が動かない
いやいやいやいやいやただチョコ渡すだけだし








江口「Aちゃん？」








背の高い江口さんは中腰になって、俯いてる私の顔を覗き込むようにして名前を呼んだ
その時の顔の近さに驚いて咄嗟に持っていたチョレートを無言で江口さんに押し付けてその場を去った








ドキドキしすぎで心臓が破裂しそう
な、なんで江口さんにだけこうなるの…!?









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花江「Aちゃんどうしたんだろ」

江口「ブッ」

花江「え、何ですか急に吹き出して」

江口「いひひひっ」

花江「怖い怖い怖い」

江口「本当にただの板チョコだし笑」









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