推しに好かれた話【江口拓也】

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江口さんの顔が離れていく。

Aって言ったよね？



『急に名前で呼ぶのずるい…です』


「A〜」


『ほんともう、、死んじゃいそう…』


「キスだけでその反応なら、その先どうするの笑」


『…私が江口さんとそういうことする機会があるのなら、それは私の命日となります。』


「笑笑笑」


『笑い事じゃないんですよ！？』


「ごめんごめん笑」


『あっ、江口さん！

お誕生日おめでとうございます！』



時計が０時になったのが見えて、直ぐに伝えた。



「急に祝われた笑」


『江口さんとこんな風になると思ってなくて、

まだプレゼント用意してないんです。すみません。』


「んー、じゃあプレゼントはこれでいいよ」



江口さんが唇に指を当てて、Aからキスしてと言った。


できるわけないじゃん…



「Aからじゃないとプレゼントにならないよ？」


『う、、』


「目瞑ってるからさ。」


『…が、頑張ってみます』


「はいどーぞ」



目を瞑った江口さんに近付く。

あれ、キスってどうやってするんだっけ？

一瞬そんな疑問が浮かびながらも、そっとキスをした。



「んー、足りない」


『えっ、、んんんっ…っ、…ぁ』



離れた瞬間、江口さんが私を押し倒してたくさんキスをした。



『… ふっ…、ン、ぁ、まっ…ッ』


「満足(*^^*)」


『はぁ…ﾊｧ、、………』


「あれ、A？」


『……』


「おーい」


『え、あっ…すみません』


「ぼーっとしてたよ。

そんなに良かった？俺とのキス。」


『…はい』


「ちょっ、、その顔は反則！！！」



江口さんにこの時のことを聞くと、私はかなりえろい顔をしていたみたいです。



「A、ありがとう。

これから2人で幸せになろうね」


『はい、絶対に江口さんを幸せにしてみせます』


「それ俺の台詞じゃない？」


『江口さんの幸せがファンである私の幸せなので。』


「もーA！ …ファンって言わないのー」


『ごめんなさい』


「いいけどー。あーーー、A！好き！！」


『…私も好きです江口さん』



私たちの未来、絶対幸せだよね。

江口さんに出会えて良かった。

江口さんを推してよかった。

江口さん、大好きです。愛してます。




fin.

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