私の復讐〜5〜

復讐 ページ45

〜Aside〜









悠莉「…………ずっとずっとずっとずっとずっと！！！！」

悠莉「あんたが憎かった」


なんか語り始めた、ブスゴリラ。

すいません、しばしお付き合い願います。




悠莉「私の方が可愛い。なのにね、あんただけモデルや女優の仕事が来て、、、、」


そんなの当たり前、私の方が顔やスタイルが良くて、演技も上手なの。

あと、あんたより芸能界で上手く世渡りしてたから。




悠莉「GENEの紅一点？それも私だけのものにしたかった。」


別に紅一点になりたくてなったわけじゃない。あんたより私についたの。皆が。




悠莉「私だってパフォーマーでダンス頑張ってるのに注目されない、、、、だからぶりっ子キャラを一生懸命演じてたの。」

そんなの貴女のダンスがそこまでってこと。
てか、そのぶりっ子キャラはマイナスだよ。それくらい気付きなさい。

私だったら絶対に出来ないわ。てか、やらないわ。





『私への不満は終わったかしら？』

悠莉「まだまだあるに決まってんじゃん！！」


すいません、まだあるようです。それにしても顔赤くしすぎ、ゆでタコみたいね。私、男だけじゃなくて女のこともゆでタコに出来るみたいだわ。

まぁ、ゆでタコというより、酒に酔っちゃったブスゴリラね。





悠莉「知ってる？？私、涼太のことすごぉーくすごぉーく好きだったのっ！」

そんなこと言わないであげて。
気持ちわるって言って、その場で吐いちゃうかも知れないから(笑)


悠莉「なのに涼太はA優先。私よりもあんたよ、イジメが始まってm.....」

だからなんだよって話だわ。




『私、次の予定が入ってるので。』


悠莉のお茶には睡眠薬が入ってる。あと、記憶が消えちゃう魔法の薬も。(あっ、変なのじゃないけどね)

悠莉がその場に倒れたとき、私はそう呟いて、あの女の家をあとにした。





next target

★iwata takanori

復讐→←作者

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す