私の復讐

復讐 ページ29

〜Aside〜









悠莉が亜嵐とどっか行った。



涼「てか、その格好でどこ行くの？」



大「確かに。」



『私も思った。』



ということで観察なう。






うわー。めっちゃ指差されて笑われてる



E-girlsでさえも煌びやかなドレスに身を包んでいるというのに悠莉はあの安物感。
性格に合ってるんじゃない？？






亜「悠莉、その格好でいると一緒にいる俺まで笑われるんだけど。いったん離れてくれないかな。」



悠莉「ふぇ？」



亜「じゃっ、」



悠莉「あらっんくぅん」



あらま。予想外だわ。







楓「今回はお招きいただきありがとうございます。」



悠莉の観察中に楓と晴美がやって来た。



楓「あんたも挨拶くらいしろよ。」



そういうと楓は高く細いヒールのかかとで晴美のつま先を踏みつける。そして何度も角度を変えて踏みつける。



晴「ｲｯ!!!、お招きっ、いただきっ、、ありがとうございます…」



涙目になりながらいう晴美を見て何も思わない私はおかしいのかな？



むしろ、楓の行動に肉体的復讐の案をもらっている私はおかしい？？







楓「それでは行きますね。」



『楽しんでくださいね。』



上辺の笑顔は朝飯前。

それに対して楓も上辺の笑顔を返す。







涼「ねぇ、あのヒールで踏みつけられるやつって痛いよね？」



『痛いけど……慣れれば大丈夫。』



大「Aさんもやられてたんですか？」



『うん。撮影の時はよくね。だからヒールのつま先部分は綿を詰めることが大事。』



涼「それなんのアドバイス？」



まぁまぁ気にしないで。







大「余計なお世話かもしれませんけど晴美さんのこと助けないんですか？」



『うーん。気が向いたらかな。』



でもE-girlsに復讐するときは助ける羽目になるかもね。

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