九/*シングルベッドの上、2人で ページ15
.
「ねえキヨくん、これで、良かったんだよね?俺たちも、あの子も、さ」
「自分でやっといて、まだ心配なのかよ」
「そりゃあね、だって―…だって、」
口ごもるレトルト。キヨのベットの上で、窮屈そうに余った枕を抱きしめていた。
その腕には、自分でも分からないのに、何故か力が入っていて
“なかなか寝れない”と、背中合わせのようになって寝ているキヨに、先ほどからずっと話しかけているのだ。
「レトさん…俺ちょっと眠いんだけど」
「俺はあんまり」
「おやす」
「ま、待って!だめ!寝ないでっ!」
「何でだよ!」
ガバッと起き上がったレトルトにつられ、キヨも起き上がった。
少しだけ大きめだけれど、所詮は一人用のシングルベッドだ。男の大人2人がいるには、やっぱり狭い。
「――っき、キヨくん、2人で使うにはベット狭いね、
……や、やっぱり寝ようよ、」
「…レトさんが眠れないって言ったんじゃねえかよ。俺目覚めちゃったけど」
シングルベットに2人、向き合って座っているのだから、お互い顔は近かった。
それに慌て出すレトルト。
それと反対して、キヨは冷静だった。…というより、
レトルトの反応を、楽しんでいるようにも見える。
「ぇ、あ、うぅ…」
コツン、と、キヨがレトルトの額を小突いた。
少しだけレトルトの頬が赤くなっているのにも、キヨは気づいていた
「何期待してんだよ。アホルト」
キヨはレトルトにそう吐き捨て、また布団に潜った。
――…レトルトの頬がさらに赤く染まったのは、夜の暗さで見えなかったとか。
暗転
.
反省はしていますが後悔はしていません(焦り)
「暗転」ってなんなのでしょうか。あ、やっぱりプロしか使いこなすことはできないのかもしれませんね!
そしてまだ腐、ではないですね!
いやあ、枕を抱きしめて頬を赤くするレトさんを想像したら鼻血が出てきました。やっべ
それに絶対「暗転」の使い方間違えてますよね
使い方練習しておきますね(しなくていい)
61人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
九黒りる - 好きな実況者さんばかりでニヤニヤしながら読ませていただきました!!つわはすさんもレトさんも可愛くて、、これからも応援してます(*´ω`*)♪ (2014年10月1日 7時) (レス) id: f6bb59d71b (このIDを非表示/違反報告)
荏胡麻(プロフ) - 古今東西さん» うおおぉ!コメントありがとうございます!!いろいろなところでレトさんに萌える日々です!! 応援あざます!! (2014年4月22日 22時) (レス) id: cdfebcb40a (このIDを非表示/違反報告)
古今東西(プロフ) - レトさん萌えぇ! レトさん大好きですが、この小説のレトさん一番萌えまs← つか、この小説自体大好きです応援してます(*´∀`) (2014年4月22日 21時) (レス) id: 672c35980b (このIDを非表示/違反報告)
荏胡麻@ソウルメイト(仮)(プロフ) - ぷよっちさん» コメントありがとうございます!面白いだなんてそんな…!嬉しすぎます…!! 駄作ながら更新頑張らせていただきます! (2014年4月14日 22時) (レス) id: cdfebcb40a (このIDを非表示/違反報告)
ぷよっち(プロフ) - どうも!面白かったのでついついコメントしてしまいました゚.+:。(・ω・)b゚.+:。グッ 更新楽しみに待ってます!応援してます!! (2014年4月14日 21時) (レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ