くのいちは最年長 (ページ38)

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紅一点の気持ち③ ページ38

内村side

全然気づかなかった

Aが辞めようと思っていたことも

俺たちのことを考えて距離を開けていたことも

そばにいるって決めたのに

Aを守れるようになるって決めたのに

今だって皇輝君がAに

皇輝「まだそばにいてよ」

って伝えてるのに

こういう時に俺はなんも話すことが出来ない

「、、、、わからへん、」

「そばにいてって言われてもいつ終わりが来るのか分からへんで？」

だめだ、Aの意志も強い

でもきっと伝わってる皇輝君の気持ちも廉君たちの気持ちも

元木「、、、それでもいいよ」

「へ？」

元木「先のことなんてその時考える

俺は今のお前の気持ちが聞きたい」

「、、、、、っ」

深田「そうっすよ、先のことなんて誰もわからないんすから」

織山「お願い、A本当の気持ちを聞かせて」

湧も深田も

忍者みんながAに話し出した

そうだよ、何遠慮してたんだろ

ほんとバカだな俺たちもAも

言いたいこと言わないで理解しようとする方が難しいのに

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内村「、、、お願いっ、お願いだから

離れないでよ

離れようとしないでよ、

約束したじゃん

ずっと一緒にいるって！

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俺を置いていかないでっ！

Aちゃん！！」

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気づいたら俺は泣いてた