〈142〉 ページ2
黒「凪紗」
「な、なに?」
黒「こっち来て。座ってよ」
「う、うん」
なんだ…?屋上だから少し怖いんだけど…。突き落とされたりしない?
黒「ここ。座って」
イザナの近くに寄り、促された場所は隣ではなく…
イザナの脚の間。
「え、ここ!??」
黒「うん。早く座って?」ニコッ
「うん…」
ちょっと、圧を感じる…。こわい、
脚の間に座るなんて緊張するんだが
「し、失礼しまーす…」ボソッ
ギュッ
え、え?何が起こってる?むり、え?なに?
「い、イザナ?離してもらっても…「凪紗、」な、なに?」
黒「……俺、親に捨てられて施設で育ったんだ。鶴蝶もそう。同じ施設でずっと一緒に居た。」
「あ、うん。」
いきなりどうしたの?何の話?
黒「そんな俺には、兄貴と妹がいた。兄貴も不良で
「うん」
黒「俺は黒龍を継ぎたいと言ったら、兄貴は頷いたけど、俺だけじゃなく…、万次郎にも継がせたいと言った。俺だけの兄貴だと思ってたのに違った。」
「えっ…?万次郎ってマイキー?」
どゆこと?イザナとマイキーは兄弟だったの?
イザナの言ってる妹って、エマちゃん?
そういえば。前、マイキーに大切な奴を奪われたって言ってたよね。
それって、イザナとマイキーのお兄さんのことなのかな?
それに、黒龍って聞いたことある…。
656人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甘夏檸檬🍋 - すごい面白かったです!でも最後の終わり方は続きがきになる!! (2022年12月18日 17時) (レス) @page45 id: 37aed1044c (このIDを非表示/違反報告)
粉(プロフ) - 完結おめでとうございます!めちゃめちゃ面白かったです(о´∀`о)とても面白い作品を生み出してくださりありがとうございました‼︎ (2022年3月31日 14時) (レス) @page44 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
こんちゃー(プロフ) - 飴玉さん» ありがとうございます!完結までよろしくお願いいたします! (2022年3月29日 15時) (レス) id: 1a40c8a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
飴玉 - この小説一気読みしました!すごくおもしろいです!!更新頑張ってください! (2022年3月10日 23時) (レス) @page25 id: 0f43647906 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こんちゃー | 作成日時:2022年1月25日 23時