122 ページ36
あれから、午後も平常心を保ちながらいつもより集中して授業を受けた。
あいつらは、午後からはいなかった。
早退したらしい。
そして、放課後。
今日のバイトは夜だけ。
でも、即帰ろう。
そう思って、廊下を出た瞬間…。
パシッ
「えっ」
ガッチリと誰かに腕を掴まれた。
誰かと顔を見れば…
光「いくぞ!A!!」
木兎光太郎だった。
「え、えっ?どこに?」
光「体育館だ!!」
そう言って走り出した。
「ちょっとまって!早い!止まって!!木兎!!」
光「!!!」
やっと、止まってくれた…。疲れた
「ハァハァハァ……」
光「いま!木兎って呼んだよな!!?」
「へっ?」
光「だから、いま!さっき!俺のこと木兎光太郎じゃなくて、木兎って言ったよな!?」
そんなこと言ったかな…?
あっ、言ったわ…。さっき。
失敗した〜。なんで言ったんだよ!!
「んー、言ってないよー?」
光「うそだ!俺はこの耳でちゃーんと聞いた!!」
「言ってない」
光「言った!!!」
「言ってない」
光「じゃあ、今言って!!俺のこと、木兎って呼んで!!」
「……やだ。呼ばない」
光「なんでだよ〜。いいじゃねーか!!」
「いやだ」
207人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こんちゃー(プロフ) - 蜜柑さん» お久しぶりです!コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉をありがとうございます!やっと、更新出来ました。でも、また遅くなってしまうと思います…。今回のように待って頂けるととても嬉しいです。これからも、よろしくお願いします! (2018年12月8日 17時) (レス) id: 93a237e8bd (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - こんちゃーさん!!お久しぶりです!!私は、いつまでも待つんで、無理しない程度に更新頑張って下さい!! (2018年12月5日 5時) (レス) id: 97574853b7 (このIDを非表示/違反報告)
こんちゃー(プロフ) - ゆりりんさん» コメントありがとうございます!頑張ります(`・ω・´)ゝ (2018年8月10日 13時) (レス) id: 93a237e8bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん - 続きが気になります。更新頑張ってください! (2018年8月10日 8時) (レス) id: 3aa826c620 (このIDを非表示/違反報告)
こんちゃー(プロフ) - 蜜柑さん» コメントありがとうございます!!好きと言ってもらえてとても嬉しいです!更新頑張ります(`・ω・´)ゝ (2018年8月7日 9時) (レス) id: 93a237e8bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こんちゃー | 作成日時:2018年7月30日 22時