「好きでした。」【花巻貴大】

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朝。学校。いつも通りできるかな…。

あっ、岩泉いる。



「紗那おはよう」


紗「A、おはよ」


「岩泉もおはよ…」


岩「おはよう」



あっ、岩泉は普通だ…。



ｷﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


SHRが終わって授業始まったんだけど、

授業が頭に入ってこない。


岩泉のことかんがえちゃう。


考えすぎても良くない気がする。

だから、自然として自然にどんな気持ちなのか考えて答えを出そう

一応、紗那にも相談してみよ


なんとか？授業を受けてお昼



「紗那。ちょっと、話したいことが…」


紗「なに？」


「ちょっと、移動しよ？」


紗「うん。いいけど…」



誰もいないところにきた



紗「何かあったの？」


「あのね。昨日、岩泉に………」


紗「岩泉に……？」


「告白されたの…」


紗「…えっ!?岩泉に？」


「うん、返事はまだしてない」


紗「そうなんだ…」


「ねぇ、紗那。どうすればいい？」


紗「…ちゃんと考えてから返事した方がいいよ？花巻のこと諦めきれてないのは分かるけど。岩泉の為にもね」


「うん…」



やっぱ、すぐ返事するのはやめよう。



「ありがとう。紗那」


紗「大丈夫よ」

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