国見編4 ページ5
キーンコーンカーンコーン。
初日だから、まだ勉強は簡単な方。
でも授業が退屈なのは変わらず。
まぁとりあえず、終わったぁ〜！！
「購買行こう！」
「一緒に食堂行かね？」
チャイムが鳴った途端、
みんな食堂やら購買やらに直行。
私は ……
「ね、立花さん。一緒に食べない〜？」
『 く、国見くん…？いいの…？ 』
「いいから誘ってるんでしょ」
ね？と微笑む国見くんが
すごい、天使に見えて仕方ない…！
「あぁでも、らっきょヘッドも居るけどいい？」
『 らっきょヘッド …国見くんの幼馴染の人？もちろんいいよ！私も会ってみたいなぁって思ったし … 』
というか国見くん、
幼馴染なんだったら
名前で呼んであげなよ…
「じゃあ、行こっ」
『 うん! 』
*
ザワザワザワ…
騒がしい廊下を通り過ぎ、
目の前は【1年3組】のドア。
らっきょヘッドさんの
クラスがここなんだって。
「えっと、失礼しまー…ふわっ!?」
国見くんがドアを開けようとしたら、
その前に誰かが出てきて2人は衝突。
「いってて …」
『国見くん大丈夫!?… ってあ、すみません！』
「別に大丈夫です。こっちこそ、さーせん」
ぺこりと浅く頭を下げてから、
その人は去っていった。
…大きかったなぁ…
なんて思ってたら、
また誰か教室から出てきた。
「あ、国見じゃん。… って国見!?その女の子誰だ!?」
「あー…らっきょヘッ…金田一、声デカイ」
「あっ、あぁすまん」
国見くん、
らっきょヘッドって言いかけてる…
ってことは、この人が国見くんの…
『 こんにちは!国見くんのクラスメイトの立花Aです。』
「あ、丁寧にどうも。俺は金田一勇太郎です」
「ぷくくっ、2人とも敬語使ってる…」
く、国見くん笑わないでよー！
普通に初対面の人には使うから！
「俺、きみに敬語使われた記憶無いけど？」
『 うっ、それは … 』
「はいはい国見、ストップ」
『 き、金田一くん …！ 』
救世主だ、金田一くん…！
らっきょヘッドとか思って、ゴメン！
「で、立花さんも一緒に食べるんだよな？ほら、行こうぜ！」
『 うん！ 』
金田一くん、絶対モテるな …
そう密かに思った私であった。
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ふろーずん＊イチゴ梅 - カップケーキさん» はいっ！(笑)お任せください！(*´ω`*) (2019年2月17日 14時) (
レス) id: 87b7c81ea6 (このIDを非表示/違反報告)
カップケーキ(プロフ) - ふろーずん＊イチゴ梅さん» 待ってます！！ (2019年2月17日 14時) (レス) id: 4abc722912 (このIDを非表示/違反報告)
ふろーずん＊イチゴ梅 - カップケーキさん» コメントありがとうございますっっ！！国見ちゃん天使…ほんと分かります。番外編ではもっと国見ちゃんを暴走(天使化)させようかなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします…！応援、とても嬉しいです！！これからもどうぞご贔屓に(笑) (2019年2月17日 14時) (レス) id: 87b7c81ea6 (このIDを非表示/違反報告)
カップケーキ(プロフ) - 面白いです！ 応援しています！ 国見ちゃん天使･･･しんどい。頑張ってください！ (2019年2月17日 14時) (レス) id: 4abc722912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふろーずん＊イチゴ梅 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年2月16日 10時
