【及川徹】顔が広いってよく言われます【国見英】

私の1日の流れ。 ページ15

気持ちのいい朝。

ピピピッと鳴る目覚まし時計が
煩くて目が覚めてしまう。




【6時4分】…

まだ時間ある…もうちょっと…




"明日はちょい早めの7時ぐらいに来てね"



7時…

今から準備して走っていっても、
大体6時50分ぐらい…





『 じゃあ起きなくちゃ!! 』



と華麗にノリつっこみをしながら
階段を駆け下りていく。




チン、と食パンをチンしておき、

急いで制服に着替え、
髪を解かす。

食パンをもぐもぐと食べながら、
忘れ物がないかチェック。




食パンをくわえるなんて

行儀の悪いことはしないのだ!!




『 今!!何時!? 』



時計を見ると【6時20分】。

…よし、これなら間に合う！




『 行ってきまーす!! 』




今日も、1日が始まる。





*




『 おはようございます！！ 』




体育館に響き渡るように、

大きく朝の挨拶。






「おー。マネージャーぎりセーフだ。じゃあネットの準備頼む」

『 お任せください!! 』




ビシッ、と敬礼ポーズを決め、
ネットまでダッシュしていった。





_


「いや〜、やっぱり立花さんておもしろい」

「国見ーさぼるなー」


_








…よし！大体終わった。

時計を見ると、【7時5分】。



まぁまぁ早くできたかな！

じゃあ次は記録取り！



お母さんに教えてもらったから
多分大丈夫なはず！





「マネージャー、記録頼んでもいいかー？」

『 お任せあれ!!です!! 』






「立花ちゃん気合い入ってていいわー。」


「でしょ？及川さんのお気に入りだから当たり前だよん。」

「うるせぇぞクソ及川！！」

「岩ちゃんひどい！」






ふふっ。


最近、やっと仕事に慣れてきて

北川のみんなとも仲良くなった。




辛いことも結構あったりするけど、

それも含めて、マネージャーって楽しい！






『 国見くんナイスレシーブ!! 』

『 金田一くん、カバー!! 』

『 影山くんレフト!! 』






「おー。中々やるじゃねぇか、マネージャー」

「ふふん岩ちゃん、やっとAの良さに気付いたかーっ！」

「おう。お前も見る目"だけ"はあるな。」

「だから酷いって!?!」





私、北川第一に求められるような

マネージャーになれているでしょうか？




____なれていたら、嬉しいな。





*

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