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「それね、神山先輩にも言われました。なんなんですかそれ」
「2人でワンセットみたいな感じなんやもん。藤井土屋でワンセット。ワンコイン。」
「ワンコインてちょっと安すぎですよ」
「ほんまやで！土屋はそうでも俺はちゃう！」
「うざ！！全力でうざい！！」
「それでそれで、そんなワンセットワンコインな2人は結婚するん？」
「ん〜〜、マァ？時期を見て？でしょうねえ、とりあえず濱田先輩より先に結婚なんてことはとてもとても…」
此奴と結婚なんかぜってえしねえ！って顔して薄ら笑いして私を見ながら、
藤井がふざけて答えてる。
まあ私はへいっちゃらで、そんなの気にしないけど
今の結構、濱田先輩傷ついたよたぶん…
遠いよ目が……
「で？なんの用です」
「ああ、頼みたいことがあって。」
「私いま相手待ちなんですよ…」
「そっか、じゃあ藤井だけで」
「これ食べ終わったらでいいすか？」
「第2会議室で待ってるわ。ごめんなこの時間から」
「すいません、スグ行きますんで」
にへらにへら〜と不気味に笑いながら歩いてく濱田先輩。(おそらく徹夜明けでかなり限界)
なで肩が余計なで肩になってる気がして
藤井とぷくく、って笑い耐えながらそれ見てたら、
ふと視線を流した先、
重岡くんと、目が合って
逸らされた。
……やばい。
嫌な予感が。
そのまま私をチラリとも見ず、部屋を出てく重岡くん。
嫌な予感が止まらない。
「どこ行くん？麺、伸びるで」
「…ちょっと。」
いま行かなきゃきっと
もう駄目な気がしてる。
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作者名：ゆい☆
| 作成日時：2014年12月15日 17時
