339 ページ44
人1 side
さっき壱馬の前で、電話をかけた。
そしたら彼は、驚いたような声で電話に出た後、
ちゃんと二人で会って話したい。
そう言った。
何個かあるうちのリハ室の1つに入り、相手が来るのを待つ。
、、、どうしよう、緊張してきた。
いつも話してる時は、ちゃんと普通に喋ってたのに。
今から告白するんだって思うと、心臓が飛び出そうなくらいドキドキしてる。
今でも私のこと、好きでいてくれてるのかな。
返事待たせすぎて、呆れちゃったりとか、、。
今になってそんなことばかり、考えてしまう。
でも、きちんと私の気持ちを伝えなきゃ。
向こうだって、伝えてくれたんだもん。
いつも飾らないまっすぐな言葉で接してくれた。
私のことを見ていてくれて。
他のみんなに何かダメだったところがあるわけじゃない。
みんな私にはもったいないくらい、本当にいい人たち。
でも、その中で最終的に一緒にいたい人がその人だったの。
ちゃんとみんなにも、返事をしないと。
.
ガチャッ
急に開いたドアの向こうには、待ち焦がれていた人の姿。
急いできたみたいで、ハァハァと息を上げながら私の前まで来た。
そんなに急いで走ってこなくても、ちゃんといるのに(笑)
でも私でもそうする、きっと。
ちゃんと、言わなきゃ。
.
「、、、あのね、大事な話があるの。」
621人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rin(プロフ) - 心音さん» ありがとうございます!!!続編も読んでいただけるなんて、嬉しいです♪これからも頑張りますね!! (2018年11月20日 10時) (レス) id: f77942e39d (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - すごく良かったです! 続きも読ませていただきます!(^ω^) (2018年11月20日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
rin(プロフ) - yさん» こちらこそ、スムーズに更新できなかったのに、ちゃんと待っていてくださってありがとうございました!そう言っていただけて、本当に嬉しい限りです!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!! (2018年11月18日 0時) (レス) id: f77942e39d (このIDを非表示/違反報告)
rin(プロフ) - ちなってぃーさん» ありがとうございます♪楽しみにしていただけて嬉しいです!!次も頑張りますね! (2018年11月18日 0時) (レス) id: f77942e39d (このIDを非表示/違反報告)
y - 忙しいと思うのに更新してくださってありがとうございました!!!こんなに素敵なお話と出会えて本当に幸せでした (2018年11月18日 0時) (レス) id: 67dc5c8a68 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:rin | 作成日時:2018年10月6日 20時