princess of generations 6

254 ページ7

亜嵐 side









なんだったんだろ、人1のあの妙に色っぽい顔は。






撮影控え室に入った時、人1が普段と違う、とろんとした表情をしてて、結構ドキッとしちゃった。







なんかえろかったな〜、、、






って考えてる俺、最低だわ(笑)









隼「なんか亜嵐くんが怖いんですけど、、、」







撮影帰りの車の中で、俺を見ながら隼がそう言った。





「え、なになに？(笑)」





隼「なんかめっちゃ鼻の下伸びてましたよ(笑)」





玲「まあ、うちのリーダーは残念なイケメンだからしゃーない。」




「ちょっとそれ悪口！！(笑)」




でも、そんな変な顔してたかな〜。




俺 、変 態みたいじゃん(笑)







隼「で？なに考えてたんですか？」





「なんでもないよ(笑)」





言ったら本当に、リーダーとしての威厳が無くなって、変 態呼ばわりされそうだから、やめとこ(笑)








でも、もし人1と付き合えたとしたら、俺どうなっちゃうんだろ。







毎日幸せすぎて、顔面ゆるゆるになっちゃうんじゃ、、。








普通に手繋げる存在になって、






ハグしたり、キスしたり、








デートしたり、一緒に朝を迎えたり、









そんな日々幸せしかないじゃん。









あぁ、、、人1の彼氏になって独り占めしたい。







そう思いながら、ぼーっと車の天井を眺める。









隼「やっぱ亜嵐おかしくなっちゃったんじゃ、、」





龍「こんなんがリーダーで大丈夫なんか、僕ら(笑)」






裕「まあ、たまに惜しいところが亜嵐くんの魅力やからな(笑)」






涼「確かにそれはある(笑)」









うん、





みんな俺のことバカにしすぎ(笑)









結局亜嵐のおかしくなった原因はメンバーには分からず、もはや亜嵐の"カッコいいのに残念"度が上がっちゃいましたとさ(笑)

255→←253

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す