princess of generations

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亜嵐 side

思いのほか早くインタビューが終わって、人1の元へ。

でも部屋に人1の姿はない。




トイレかな？



亜「ん？」



7色のマスキングテープで可愛くデコレーションされたノート。この7色は俺たちがいつも見ている馴染みの色、メンバーカラー。



なんか申し訳ない気もするけど、、、
ごめん人1！！


そこには、メンバーのことがぎっしり。
ライブでのパフォーマンスの感想とか、普段の印象とか、好き嫌いが色々書かれている。



「すご、、」


HIROさんの紹介で初めてのこの業界に飛び込んできたであろう人1。

HIROさんも大切な存在っていうし、HIROさんに人を見る目があるのは、LDH全員がわかっていること。

だから、人柄に関してはほぼ警戒心はなかった。
みんなとも上手くやってけてそうだし。

でも正直仕事の出来に関しては、素人だしあまり期待していなかったのは事実。



でも、、ちゃんと人1は初めてながらに
俺たち7人のことを真剣に考えてくれてる。


一人一人のことをこんなにたくさんメモして。

俺のところにも、、


「"トマトが嫌い、でも克服させてみたい"、、。克服させる気かよ(笑)」



そのうちトマト食わされるんだろうな(笑)


舐めてたかも、人1のこと。

最低限のスケジュール管理とか、俺らが困らないくらいの仕事をしてくれれば、いいと思ってた。

人1がいるだけで、みんなの雰囲気格段に上がったし、それだけでいいと思ってたけど、でもなんか見る目変わった。



なんか、俄然やる気出てきたわ。
もっと7人で仕事頑張んなきゃな。



いや、8人か(笑)

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