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映像を見て、なんとなく、思い出してきた
確かにあの時2人に個性を使った
「吸結少女、一般人が個性を使うことは法律で禁止されていることを知っているかい」
『知ってますよそれくらい』
「違法デニムだ」
「知っていて使ったのか、重罪だぞ」
TOP3から尋問のように責め立てられる
イレイザーヘッドはベッド横の椅子に座ってこちらを見ていた
『あの日、あの時、あいつらを捕まえてくれたこと、助けてくれたことには感謝しています』
「ならなぜ」
塚内が理由を聞く
『ですが、それだけです。
10年、誰も助けてくれませんでした。周りの人間も、警察も、ヒーローも
何度も助けを求めました
でもその結果、私は虚言癖扱い
あいつらにバレてさらに暴力を振るわれる
それが10年です
あの日たった1回、助けられただけで過去は変わりません
アイツらが嫌うイレイザーヘッドにたまたま出会った時賭けたんです
それがあったからあなた方はここまで来れた
それがなかったら、今や世界は大混乱、裏の世界の人間が頂点に立ってたかもしれないのに
調べようともしなかったくせに
ヒーローになればなんでもやりたい放題じゃない
ヒーローってだけで信用高いもんね？
ヒーローから敵が出た
世間は今、大スキャンダル？
私からしたらアイツらもあんたらTOP3も警察も変わらない
贋物め、私にとって本物のヒーローはイレイザーヘッドとあのおばあさんだけだ
出ていけ贋物』
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ぴーちゃん(プロフ) - とても面白くてすごく好きです…更新頑張ってください！応援しています (2021年8月18日 23時) (
レス) id: 3e99b33813 (このIDを非表示/違反報告)
るみあ - めっちゃ好きです…続きが出ることを祈ります！ (2021年8月13日 1時) (レス) id: d15cfe7605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いももちたべたい | 作成日時：2020年7月7日 11時
