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目が覚めた時にイレイザーヘッドが押したナースコールのおかげで看護師と医師が病室にやってきた
「一応検査をしないといけないからね。歩けるかい？」
14の中学生に対する話し方というより、ちびっこに対する話し方で少しカチンときたのは内緒だ
素直に歩けると返事をして
ベッドからいつも通り降りた
いつも通り降りたということは、つまりはそういうことだ
「大丈夫か」
体が縮んでいることをすっかり忘れていて
ベッドから落ちてしまったところをイレイザーヘッドに片手で助けられた
『大丈夫です。たぶん』
「抱っこで運んでやろうか」
『セクハラ』
抱っこを拒否して医師について行こうとするが、
イレイザーヘッドはまた転ぶと思ったのか、手を握ってついてきた
「転んで怪我が増えると困るだろ」
確かにそうではあるが、体が縮んでいることを身をもって知った今、さらに転ぶことなんてないと思う
それでも信用してくれなくて、そのまま検査室まで小汚いオッサンことイレイザーヘッドと手を繋いで向かった
一部の看護師に怪訝な目で見られたのは私のせいではない。決して。
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ぴーちゃん(プロフ) - とても面白くてすごく好きです…更新頑張ってください！応援しています (2021年8月18日 23時) (
レス) id: 3e99b33813 (このIDを非表示/違反報告)
るみあ - めっちゃ好きです…続きが出ることを祈ります！ (2021年8月13日 1時) (レス) id: d15cfe7605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いももちたべたい | 作成日時：2020年7月7日 11時
