私に構うな、バカ！[其ノ二] (ページ6)

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太宰治誕生祭ページ6

貴方side

今日はお兄ちゃんを1日みんな無視します！

理由はお兄ちゃんが居るもの今日の誕生日だからサプライズです！

今はケーキ作ってます

その頃太宰は

｢何故みんなして私を無視するんだい...

Aまで無視して...酷いじゃあないか...｣

不貞腐れておりました

『...なんかお兄ちゃん不貞腐れてそう』

そしてついに準備が完了！

マフィアと探偵社を呼び

私はお兄ちゃんを呼びに行く

『お兄ちゃん、忙しくて無視してごめんね？

これからたくさん構ってあげるから家帰ろう？』

太宰｢！A可愛いー！｣

そして家に着き

『お兄ちゃん先どうぞ』

太宰｢？いいのかい？｣

『うん！』

そして

パンパンパンパン！

太宰｢！？｣

『お誕生日おめでとう！お兄ちゃん！』

お兄ちゃんは固まっていた

あ、そっかお兄ちゃん自分の誕生日とか気にしてなかったけ？

太宰｢今日は私の誕生日か...忘れていたよ｣

中也｢忘れんなくそ太宰｣

森｢相変わらずだね太宰君は｣

国木田｢今日はお前が主役だ｣

太宰｢...なんで中也と森さんまで...

でもこうやって祝われるのは気分がいいものだね｣

『...お兄ちゃん！大好きだよ！』

そう言ってお兄ちゃんに抱きつくと

太宰｢私もだよ｣

抱き返してくれた

暖かい...

すると

ガチャ

扉が開きそちらを見ると

太宰｢なんで...｣

『嘘...』

太宰｢『織田作...！/織田作お兄ちゃん！』｣

織田作｢何故だろうな
幽霊だが太宰の誕生日だなと思ってたら会えたぞ｣

私とお兄ちゃんは泣いた

中也｢こりゃーすげぇサプライズだな｣

敦｢誰ですか？｣

芥川｢織田作之助...！｣

乱歩｢あれ？4年前の...｣

国木田｢太宰が泣いているだと！？｣

反応は様々だなぁ

織田作｢俺は織田作之助
元ポートマフィア最下級構成員だ｣

敦｢元？｣

『織田作お兄ちゃんは4年前に死んだよ...』

太宰｢凄いサプライズだよ
全くいつも織田作には驚かされるよ｣

森｢久しぶりだね｣

織田作｢ボス...｣

国木田｢それより何故太宰が泣いている｣

中也｢当然だろ
織田は太宰にとって1番の心からの友人だ
これは誰にも変えられる無い

そして太宰がマフィアを出るきっかけになった男だからな

4年前に亡くなった大切な奴が現れたら泣くだろ｣

国木田｢そうだったのか｣

HAPPYBIRTHDAY！