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16話 ページ16

業くんに、ああ言ったものの全く寝れず
結局2時間半しか寝れなかった




『いつもと同じだなぁ』



まだ起床時間では無く


私はまた屋根に登って朝日が昇るのを眺めていた




黄昏ていると
ビュンっと風が吹きそちらを見ると



『殺せんせー』




先生「Aさんはだいぶ早起きですねぇ」



『まぁ、いつもこんな感じです
朝焼け見るのが好きなので』



これは嘘ではない




先生「確かに、綺麗ですよね」




『はい』



朝焼けを見ると昨日は無事生き残ることができたんだなとおもう




先生「ですか朝はだいぶ冷えます、カーディガンをどうぞ」




優しく肩にカーディガンを掛けてくれる



先生「そのカーディガンは私のお手製なんですよ?」



いらない情報付きで...



『ねぇ先生?先生は昔、その姿になる前は殺し屋だったんでしょ?』



私は彼をじっと見据える



『沈黙は肯定と見てもよろしいでしょうか?

あと何故それをと...思いましたね
調べれば分かりますよ』



それだけの情報と権力があるからね



『約1年前死神と呼ばれた殺し屋が消息を絶った...


そしてその1年後、月が蒸発し貴方がここのE組に現れたと同時期
ある実験施設は爆破し、数名の死者が出た

そのうち1人が、モルモットが暴走したと供述しています。



大方弟子に裏切られそこの触手の実験のモルモットにされたのでしょうね』





私が一通り話すと



先生「貴方は一体何者なんですか?」




『...趣味で私立探偵をしているちょっとすごい中学生ですよ!ふふっ


あぁそれと、先生が今まで出会って来たなかで、厄介だと思った人物は誰ですか?』



『そうですねぇ...

FBIの赤井秀一さんと公安警察の降谷零さんとかでしょうか
あとは人ではなく組織になりますが、黒の組織と呼ばれる組織でしょうか...』


黒の組織...

『そうですか...

ねぇ先生?
黒の組織とはどれ程関わっていたのですか?』



私がそう聞くと超生物の雰囲気が変わる



先生「それを聞いて何になりますか?
聞いて危険が及ぶのは貴方ですよ」




『平気ですよ、私にはかっこいいナイトがいますから

それで、情報をどれ程お持ちで?彼らの知っていることを全て吐いて貰えますか?』




それでも言う気のない超生物


まぁ当然か



先生「ダメです、私はあなたを、生徒を危険に晒したくはない

それに私は何も知りませんよ」




その言葉には嘘偽りは無いようだった

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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時

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