22話 ページ22
風見「古谷さん!この連絡は降谷さんから許可をいただいてます
これから例の組織の者が潜入してくる情報が手に入り
確保するため古谷さんをも加わって貰いたく
任務というのは承知の上なんですが...」
『大丈夫よ、それに断れないでしょう
これからっていつ?』
風見「明日の夜です
今すぐ戻って作戦などの準備を」
『...そこまで大事なの?』
風見「はい、実は...NOCリストの情報を奪おうとしているようで」
『はぁ!?NOCリストを!?』
思わず大きな声を出してしまった
不味いと思ったが...この言葉が分かるのはこの中でもイリーナくらいだ
『どうしてそんな大事なことを言わないの!
直ぐに出る』
風見「今降谷さんが迎えに向かってます」
『分かった』
電話を切ると
茅野「NOCリストって何?」
中村「え、帰るのー?」
『うん、とっても大事な用事で外せないの...』
そういいならが、イリーナに目をやると
死なずに傷1つなく戻ってこいと口パクで言っていた
『ちょっと暫くは帰って来れなさそうなの
イリーナ先生、殺せんせーに伝えておいて貰えますか?』
私は急いで着替え、旅館から出て行った
外には既に零が待っていた
降谷「すまないな」
『大丈夫よ、あっちよりこっちの方が大事だし...
でも隠し通すのは大変よ
家の用事と言っても休みすぎるとバレるし
勿論怪我をしてもバレる』
降谷「そうだな...だがそっちにはあの殺し屋の女がいるんだろ?」
『イリーナね、彼女には面識があるから勿論バレてるわよ
まぁ彼女が何とかそこら辺は誤魔化してかれるでしょうけど
どうもあのタコが厄介なのよね』
降谷「だろうな」
『言うのも立場的に宜しくはないし、そこら辺は追々考えて行きましょう』
イリーナside
彼女が電話に出たあと大きな声でNOCリストと言っていた
NOCリストは世界中の裏組織に潜入しているもの達、言わばスパイ達のリストだ
それが盗まれたりしたのなら世界中はパニックを起こす
これは大変なことになりそうねと思い
Aがこちらを見るので口パクで
死なずに傷1つなく戻って来なさいと言った
彼女なら大丈夫、だって先生でさえ捕まりそうになったから
捕まらなかったのは私たちよりも重要な任務が入ったから見逃されただけ
彼女の事は何とかして私が誤魔化す
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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時