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12話 ページ12

京都に着きすぐに降谷さんの指示を受ける



私達は作戦通りに、何班かに分かれ行動する



そして袋小路の路地裏に入り



そこで負傷者を出さずに捕まえるのが最善だったが...




「お前はだけは...!」



部下の1人が確保対象に銃を向けられていた


『危ない!!』



バンッ



無機質な銃声が路地裏に響き渡り

その弾丸は私の肩を掠める



「先輩!?」



『大丈夫!!』



「すみません!僕が油断したばかりに!!...先輩が...」



『大丈夫、これくらい平気よ』



そして私が傷の手当をしている間に部下たちは奴を確保する



『ありがとうみんな
此奴に事情聴取、できるだけ組織の情報を吐かせるの

あとは服に着いているゴミも全て満遍なく調べあげるのよ
それだけで得られる情報は格段に違う』




「「「わかりました!!」」」



そうして班が全員揃い降谷さんの命で解散した



すると降谷さんはこちらに歩み寄り



降谷「馬鹿」



『...何よ』


降谷「部下を守るのはいいが、お前が怪我をしたらダメだろ」



そして私を抱きしめて



降谷「心配するだろ...
お前に何かあった...俺は...」



『ごめん...』



降谷「大丈夫、大丈夫...

私は零を1人置いて行ったりしないから
だから零も私を1人にしないで」




肩に顔を埋めた零のサラサラの頭を撫でる




降谷「当たり前だ

さて、病院に行くか
ちゃんと見てもらわなきゃな」




その後零の車に乗り込み病院に行って治療を受けたあと




『あぁ...もう暗いね
でもまだ19:00だしこれこら合流できるわね』




降谷「...このままいくのか?」



『えぇ、荷物は零のトランクにあるし
行けなくはないでしょ』




降谷「だが傷が...」



『平気よ、さっきホテルで夕飯とお風呂は済ませたし、明日からのお風呂はバレないように別で入るし』




降谷「そうか、楽しんでこいよ」



『ふふっ...任務なのに楽しんでって、おかしいわね
お土産、楽しみにしててよ?』



降谷「あぁ」




車から降り、荷物をもって旅館に入ると



先生「Aさん早いですね!」




『まぁ、用事が早く終わったからね』



先生「もうみなさんお風呂と夕食を済ませて大部屋に行っていますが

Aさんはもう大丈夫ですか?」



『はい、全部済ませて来ましたよ』



そのまま横を抜けようとすると腕を掴まれる



先生「何故...血の匂いがするのですか?
怪我をしたんですか?」



...鼻がいいのか

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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時

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