24歳！中学生になります！「まじか...しんど...」part4

155話 ページ5

茅野「へー糸成くんって糸、成りって書くんだね！」


倉橋「キラキラネームだよね」



片岡「いい名前じゃない、かっこいいよ」



糸成「変わった名前ならこのクラスに何人もいるだろ」



糸成くんの視線は木村くんに...



そして...



茅野「え！？ジャスティス！？てっきり正義かと思ってた！」



木村「みんな武士の情けで正義って呼んでくれって頼んでるし」


菅谷「最初入学式ん時はビビったよなー」




木村「卒業式でまた公開処刑されると思うといやったらねーよ」



『あはは、名付けの時は可哀想だからって反対したんだけどね』



片岡「え？同い年でしょ？」



あ、やべ



『お、親がだよ

知り合いなんだよ、私も最近思い出して』



木村「そうえば母さんが偶にはうちで茶会しようって呼んでたぞ」



『まじ！？言っちゃ悪いけど紗江さん話長いし、彼氏事情正剛さんと迫るように聞いてくるから疲れるんよね...

時間があったらって言っておいて』




木村「分かった」





渚「確か警察官なんだよね」




『うん、ほんの少しの間だけ木村夫妻の元上司だったらしくてね』




茅野「へー」




木村「それで親は親で付けた名前に文句を言うとは何事だーって叩いてくるしよォ

子供がどれだけ困ってるか考えた事もねぇんだろうな」




『あはは、でも素敵な名前だよ？』



狭間「そんなもんよ親なんて...

私なんてこの顔で綺羅々よ？
キララっぽく見えるかしら？

うちの母親はメルヘン脳のくせに気に入らないことがあったら直ぐに喚き散らす

そんなストレスかかる家で育って名前通り可愛らしく育つわけないのにねぇ」




『えっと...お疲れ様...』



業「大変だねぇみんなヘンテコな名前付けれて」



「「「「え！？」」」」



業「あぁ、俺？俺は結構気に入ってるよ？
たまたま親のヘンテコセンスが子供にも遺伝したんだろうね」



『まぁ気に入ってるならいいよね』



先生「先生も、実は名前には不満があります」




杉野「え、殺せんせーは気に入ってんじゃん
茅野が付けたその名前」



先生「気に入ってるから不満があるんです

未だ2名ほどその名前で読んでくれない人達が...

烏間先生なんて「おい」とか、「お前」とか！
熟年夫婦じゃないんですから！」



それに反応する2名の教師



てか熟年夫婦って言葉選びのセンスよ笑



イリ「だっていい歳した大人が「殺せんせー」とか正直恥ずいし...」


イリーナがそう言うと数名こちらを見る

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