24歳！中学生になります！「まじか...しんど...」part4

190話 ページ40

降谷side

俺は目覚めると知らないところにいた


目の前にはスーツを着た男性が喜んでいて



俺に話しかけた




「良かった！目覚めたんですね！！」




『あの？貴方は誰ですか？』




俺がそう聞くと男性が絶望した顔をした



その時察した俺はきっと記憶喪失なのだろうと



それから暫くして俺は退院をした





そしてこんな記憶喪失の状態だがある人の影が俺の頭の中に常にあった



その人は俺に暖かい優しい笑顔で笑いかけてくれる可愛い綺麗な子だった




でもそれが誰だか思い出せなくて...





そしてある日ある女性が現れた




「私はあなたの妻です」




『俺に妻がいたんですね』




彼女の笑顔を見てこの人は俺の妻ではないと思った



だから




『記憶が無いだけかもしれませんが
今の俺は貴方のことが好きじゃないので...

すいません...思い出すまで待ってて頂けますか？』





「え...でも...」






俺はそう言って無理やり女性を追い返した





あの笑顔の女性は誰だろう




心にずっとモヤが掛かったまま




その相手を見つけることが出来なかった






それから数日後公園に来ていた




『既視感のある場所だな...』





なんて思って眺めていると紅葉した紅葉の下に綺麗な女性が立っていて




後ろ姿なのにあの笑顔の人はこの人だと思った




この人を見れば記憶が戻ると思ったから




『すいません』


「はい？」




彼女は笑顔でこちらを振り向いた



そして確信したのだ...あぁこの人か...




君だったんだね




A_______






記憶喪失でもAは俺の中にいてくれて支えてくれた




全く...どれだけ惚れてんだ...




『A......』




記憶が戻って来た衝撃で俺は倒れた

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