24歳！中学生になります！「まじか...しんど...」Part3

109話/銀翼の奇術師 ページ9

毛利「成程...これがキッドからの予告状ですか...」


またなんかやってんのね快斗の奴は...

樹里「はい、今朝家の玄関の前に大きな薔薇の花を添えて置いてあったんです」




相変わらずキザな奴...



毛利「んー...Romeo、Juliet、Victor、bravo

26の文字が飛び交う中“運命の宝石”をいただきに参上する、怪盗キッド...それとふたつに割れたトランプか...」




『運命の宝石ってなんですか？』



樹里「あぁ、それならこれの事です」




そう言って机の上に出されたのは宝石だった



蘭「わぁ...素敵...あ...」



毛利さんは蘭ちゃんがそう呟いたらそっちを見るので慌てて口を塞いだ




安室「スターサファイアですね」



樹里「えぇ、この表面に浮かぶ三本の線が信頼、希望、運命を表し運命の宝石と呼ばれているんです」



『へぇ...』



ありきたり...



零「こら、ありきたりとか思っただろ」ｺｿ


『あ、バレた？』ｺｿ


零「当然だ」ｺｿ



毛利「見事なもんですなー」

樹里「ブルーサファイアをこよなく愛した
ジョセフィーヌにに因んで今回の舞台に使っています」




蘭「あ、私知ってます、新しくオープンした劇場で今ジョセフィーヌと言う劇をやっているんですよね！」




毛利「ジョセフィーヌ？」




コナン「ナポレオンの最初の王妃だよ、薔薇のコレクターとしても有名なんだよね！」



だから薔薇なのね...


樹里「そうよ坊や！よく知ってるわね！」



毛利「つまんねぇことばっかりよく知ってるんですよ」



いや...つまらなくはないと思うし私だって知ってるけど...



んー...RomeoとJulietっていうお話はあるけど...それかな？


いいよねーあの話私好き



安室「確かAはロミオとジュリエットが好きでしたよね」



毛利「そうなんですか？」



『え？なんの話し？』



やばい...ぼーっとしてたから話聞いてなかった...




安室「話聞いてなかったですね」




『あはは...』




蘭「ビックリマークを入れても3文字足りないよ？」




え？何が3文字足りないの？




安室「全く...話を聞いていてください...」



『すいません...』



怒られたー...



毛利「と、とにかく、今夜キッドがその宝石を狙って来るのは間違いありません」



樹里「はい、分かりました
そこで御相談なんですが、勿論警察には話しますが今夜劇場に来て頂いて

宝石を守って頂けないでしょうか？」



そして毛利さんはこの依頼を受けたのだった

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