24歳！中学生になります！「まじか...しんど...」Part3

147話 ページ47

同じ考え...お互いがお互いを誰よりも愛していたとしても



日本も守れるのなら自分の命は勿論



愛する人だって犠牲にする



それが私たちの愛のあり方だから




これを知った人達は言う



冷酷な愛だと



でもね、それが私達の仕事だから






気が付くと糸成くんはどこかに飛んで行ってしまった



すると先生は倒れてしまった




先生「流石に疲れたので暫し休息を」





それを見て殺せると思ってけど...



今彼を殺しては糸成くんと彼女を救えないので言うのも行動するのもやめた




『さてと...早いとこ彼を助けないと死んでしまうよ』




安室「あぁ、調べていたね触手の事を」




『えぇ、人間の体に触手細胞を移植されたものはほぼ毎日適合処置を施さなければ


地獄のような拒絶反応に苛まれる
彼がメンテをやめた今常人なら3日程で狂い死ぬ...』




茅野「そんな...」




すると携帯の速報で椚ヶ丘市内で携帯ショップが襲撃されているとの事




『彼の仕業ね』




茅野「でもなんで携帯ショップばかりを

どうしようね先生」




先生「担任として責任を持って彼を止めます彼を探して保護しなければ」



業「ほおって置いた方が懸命だと思うけどね」



先生「それでも担任です、どんな時でも自分の生徒から手を離さない
先生は先生になる時そう誓ったんです」




...雪村あぐりから教えられたのかな...



『それでなんでほおって置いた方が言い訳？』




業「シロは自分の目的の為なら他人を道具としか思ってない

そんなやつは行動が読めないから」




安室「読めるよ」



業「え？」




安室「彼はダメだね
自分でやった作業は自分の手で最後まで片付けなくちゃいけない

それを彼はできていないのだから」




『そう、だから私たちが片付けないと』




業「...」




安室「さてと！Aその黒い服もいいけどキャットスーツ着ませんか？」




『...』



安室「体のラインがしっかり出るんですよ！」




『着ません！！』




そして私達は糸成くんを探しに行く




すると糸成くんを見つけて




糸成「綺麗事も遠回りも要らない
負け惜しみの強さなんて反吐が出る

勝ちたい...勝てる強さが欲しい」




この言葉は何処か私に似ている気がした




先生「やっと人間らしい顔が見れました」



糸成「兄さん...」



先生「殺せんせーと呼んでください」

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