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照 side
次に目を覚ますとベッドの上で
体は拭いてくれたのかさっばりと気持ちが良かった。
甲斐甲斐しく世話を焼いてくれたのであろう本人は、ベッドに顔だけを乗せて力尽きている。
『A』
「ん…」
『A起きて？』
「っ、ひかる！」
「ごめ、寝ちゃってた」
「体しんどくない？」『だいぶ楽』
「お粥とか食べれそ？」『うん』
「汗かいてる？Tシャツ新しいの出すね」
「加湿器、お水足りそうかな」
「クーラー今日はつけっぱにしとこうね」
「えっと…あとは替えの冷えピタ持ってくる」
またパタパタと動き出してしまうから、そんなつもりで起こしたんじゃないと、俺の首元を触る細い手首を捕まえた。
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作者名：Muu | 作成日時：2023年6月23日 14時
