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「お前さ、人間じゃねぇだろ」
『…はて？』
「今どき はて？ って言うやつ、狐ヤローしかいねぇから」
蜂須賀はなんの事か分からないといった表情で
舐め腐っているのか、未だ笑みを浮かべている
こいつもしや、余裕ぶっている…？
葛葉は苛立ちでどうにかなってしまいそうだった
「ねぇ、蜂須賀くん」
余裕のない葛葉に代わり
叶が優しく語りかける
『えぇ。なんでしょう』
「葛葉が知りたいのはね、」
叶の細く、鋭い指が
貫くように、蜂須賀のみぞおちを押した
「どうして人間に敵意を剥いてるのに
そう友好的に接するかってこと」
「得体の知れないものほど、怖いものはないからさ」
「教えてくれない？」
途端に彼から、笑みが消えた
『敵意？』
「そうだよ。さっきから匂ってんだよ。
つんざくようなツンツンツンツン痛ってぇ殺気」
顎に手を当て
少し考える素振りを見せる
先程とは違い、本当に
何を言っているのか分からないようだった
『……私は、あまり人間が好きではありません』
『それは確かです。』
でも、
『敵意はありません』
「じゃあ無自覚で出てんじゃねぇの？
オレお前の近くにいるのマジでやなんだけど」
『それは困りますね…』
「は？」
その瞬間
葛葉の背中に
感じたことの無い、寒気が迸る
『私は貴方が気になります。
何故人間とそう仲良く関われるのか』
叶が寒気を感じたのは
少し後だった
一足遅ければ、叶は
�猗爐硫舎佑砲覆辰討い燭里�もしれない��
「��
彼の指していた 人間 とは
きっと、叶のことだった
葛葉が守らなければ
間違いなく…
蜂須賀A、只者では無い
『貴方、吸血鬼でしょう？』
「お前こそ�爛ぅ鵐�ュバス�瓩世蹇�」
『…えぇ、前までは』
意味深に瞳から光が消える
葛葉も叶も、本能的に
それに触れてはいけないと悟った
「…不破くんには、何もしてないよね」
『不破先輩ですか？』
冷や汗が背中を伝う
『もちろん。何もしてませんよ』
『ごく普通の人間を下僕にはしませんし』
『それに……使えないでしょう？』
初めて見せた、悪い笑顔
なんとかして忠告しなければ
不破が危ない
何をされるか分かったものでは無い
『では、私はこれで失礼します。
これからよろしくお願いしますね。叶さん…そして、』
『アレクサンドル・ラグーザ様？』
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荊棘(プロフ) - ぜひ続きを読んでみたいです… (5月14日 15時) (
レス) @page9 id: 27c91382d8 (このIDを非表示/違反報告)
ウホ。 - お待ちしてまウホ。 (2023年5月4日 22時) (レス) @page9 id: 1ba0f71018 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - 待っています。 (2023年4月29日 5時) (レス) @page9 id: 693da42da3 (このIDを非表示/違反報告)
どっかの豆腐 - 待っています。 (2023年4月3日 23時) (レス) @page9 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
Χ(プロフ) - ウッホウッホウホッホ【訳ファンが原因とゆうのは少し悲しいですね。私達は待つしかできません！悲しいですが共感できます。更新頑張ってください。】 (2022年8月19日 20時) (レス) @page9 id: fd72f115dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マウンテンゴリラパーカー | 作成日時：2022年8月3日 14時
