炭治郎side ページ49
『…顔を、上げておくれ、』
俺が顔を上げると
狐様が少し、ほんの少し微笑んでいた、
でも、悲しそうに_____
『…君のような人間と会ったのは、
いつぶりだろうか、』
昔のことを懐かしむように
窓の外を眺めてつぶやいた、
『私が覚えている限り、、、
何十年も前のことかな、』
炭治郎「っ、」
悲しい匂い…
『そんな顔をしないでおくれよ、
君達には、笑っていて欲しい、
…それが私の、支えになるのだから、』
炭治郎「でも、、、」
“あなたからは苦しんでいる匂いがする”
そう言おうと思った、
でも何故か、
口から出てこなかった、
いや、
言ってはいけない気がした、
狐様の、
目が、瞳が、
俺をとらえて、訴えていたから_____
“何も、言わないでくれ”と、
俺から目を逸らし、
目を閉じてこう言った、
『…今日も人々の、声が聞こえる、』
“悲しい”匂いとともに、
どこからともなく風が吹き、
ﾁﾘﾝ___と、
鈴の音が響いた、
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麦茶@むぎちゃ(プロフ) - いえ！大丈夫です！(？)とても面白いので続きを楽しみにしています！(急かしてる訳では無いです！！)応援してます！ (2021年1月10日 12時) (
レス) id: 63c16fa2c8 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 麦茶@むぎちゃさん» ごめんなさい、教えてくれてありがとうございます。先のことを考えすぎて書き間違えたみたいです… (2021年1月5日 19時) (レス) id: 64bae25e1b (このIDを非表示/違反報告)
麦茶@むぎちゃ(プロフ) - あの、炭治郎は音ではなく……匂いでは？ (2021年1月5日 11時) (レス) id: 63c16fa2c8 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 花札さん» 楽しみにしていただきありがとうございます！応援に応えられるよう、更新頑張ります！ (2020年6月4日 6時) (レス) id: 64bae25e1b (このIDを非表示/違反報告)
花札 - こんにちは、とても面白かったです。(はやく続き読みたい・・・。)更新、頑張ってください！応援してます！！神作きたー！！ (2020年6月2日 18時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ | 作成日時：2020年3月26日 22時
