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四宮家
朝10時
A 「....ってことがあったの」
私はすべて話した。
A母「そうだったの、、許せないわね、愛梨ちゃんまで泣かしちゃって、離婚したいならしなさい、いつでも援助するわ。」
A「ありがとうお母さん、でも、私は離婚しないわ、だって子供もいるもの。あの子達を父無しにしたくないの。」
コンコン
使用人「A様の旦那様がお見えになっておられますが、通しますか?」
A母「ええ、通してちょうだい、じっくり言い訳を聞いてやろうじゃないの。」
A「ちょっとまってよお母さん、私からはなすからね」
A母「ええ、わかったわ。」
コンコン、
徹「A?入るよ?どうして家出したんだ?」
A「徹ったら、まだ気づいてないの?」
徹「いや、心当たりはあるけど当たっているのか分からなくて。」
A「まさか浮気の他にも悪いことしたの!?」
徹「いや、そういう意味じゃなくって、違うことで怒ってるのかなって」
A「浮気以外に怒って家出するっておかしいにもほどがあるわよ。」
徹「やっぱり俺、昨日酔っ払って話したのか?」
A「ええ、全部話してたわ、ゆりかちゃんとかホテルで泊まったとかいろいろベラベラ話してたわ。覚えてないとか、尚更ひどいじゃないの。」
徹「お酒結構呑んじゃってね...浮気してわるかった。ゆりかともさっき別れた。連絡先もぜんぶ女の子のものは消した。仕事の同僚でもね。」
A「でも、そこまでしても、浮気してたことにかわりないわ。」
徹「そうだよな、、お前の言ってることはすべて正論だ」
A「でしょうね。私が悪い嘘吐くとでも思う?」
徹「いや、思わないさ。俺はただ反省しようとしてるだけだ」
A「愛梨まで泣かせちゃって、律斗なんて、あなたが浮気したこと、気づいてるはずよ。
愛梨が可哀想に思えるわ。今日だって、泣きながらパパと一緒がいいって言ってたもの。」
徹「次からは毎日8時までには帰ってきてあげるようにするよ。夜中も愛梨と寝てあげるようにするさ。許してとは言わない。
でも離婚はしないでくれ。頼む!!!」
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作者名:ありんこ | 作成日時:2017年11月13日 0時