『文ストの世界に来たのはいいけど！』｢異能力などなどがチートすぎるし！｣｢｢組合戦だから余計に色々大変なんだよこのやろー！｣｣ 4

マフィア51 ページ27

いちかside




――…死ねばいいのに



楽な仕事だったね――…





微かに声や足音が聞こえ起き上がろうとするが
身体の所々が少々痛む


体を休めようとそのままの体制でいる


痛ぇの…なんつう事してくれんだ
そう思いながら顔だけを上げると
皆血を流して倒れていた



黒服達、国木田君や賢治君、敦君
姐さん…まなほとひなたも



姐さんとひなたは兎も角…ひなたはどうでもいいけど←
まなほをどうにかしねぇと



取り敢えずまなほ担いで柱みたいな所に隠れるか


まなほもやられる前に異能を使っていたのか傷は多くない





いちか「起きろ(ﾍﾞｼｯ」


まなほ「痛……!!ここは何処？私は誰？」


いちか「………」


まなほ「……身体も痛いのに心も痛いよ」





まなほ「ひなたや姐さんとかは？」


いちか「あァ、あいつらなら
今さっきまなほを起こすちょっと前にAが持ってった」


まなほ「持ってった!?……でもどうする？姐さんいない状態で戻るって可怪しいよね」


いちか「あぁでも姐さんと戻るってなると
探偵社行かなくちゃいけねぇんだぜ？」


まなほ「顔バレてる？私何回も多分見られてると思うんだけど」


いちか「俺は外出る時はフードとマスクしてるけど」


まなほ「不審者みたいだね!!!」


いちか「五月蝿え。まぁ一回見られてるけどな」


まなほ「行こ〜ゼィ」


いちか「……待て、今戻ればエリスちゃんと中也に会える…」


まなほ「………」


いちか「どうせ中也が報告しに行くんだから…」

まなほ「は？ふざけんな!!私も行く！」

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