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56. ページ10

『幹部らの動きは?』



「貴女を探しに中原さんが動きました。バレてしまうのも時間の問題です。」



Aは下唇を噛む。ピンク色の唇が内出血を起こし赤く滲む。



彼を近くで見ていたから実力は把握している。



重力使い。彼の肩書きだ。世界の規則を覆すその異能にはニュートンも驚くであろう。



もし、兄と衝突するなどが有ればどうなるだろうか。



異能力を無効化したところでポートマフィアきっての体術使いをも肩書きにした彼に太宰は敵うだろうか。



殆ど無理だ。



頭の中で色々な想いが巡り巡る。どうすれば良いのだろう。



潔く戻れば兄の幸せは崩れ、留まれば死を見る。どちらも選ぶべきでどちらも選びたくはない選択である。



『銀ちゃん。…私、そろそろ行きますね。』



「はい、分かりました。くれぐれもお気をつけて。」



お釣りの札が3枚ほどくる値段をテーブルに投げ捨てて、カフェを後にした。ドアの上に設置された鐘がカランカランと鳴った。



『…中原さん…か。』



兄を護るにしろ、中原に着いて行くにしろ時間が足りない。



困惑する頭の中では沢山のクエスチョンマークで埋め尽くされていた。

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時雨(プロフ) - ネムさん» そう言っていただけてめっちゃめちゃ嬉しいです!!!!!!!!!!!このコメントで私もニコニコしちゃいました。嬉しさいっぱいです、こんなに長いのに読了してくださりありがとうございました! (8月6日 2時) (レス) id: b6f643f10a (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - あぁもう…だめだ。なんか言葉に詰まってしまいます。完結ありがとうございます。最高でした。 (8月1日 1時) (レス) @page41 id: 41eadc19f5 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ピポポタマスさん» 遅くなって御免なさい。本作中にとても書けず、おまけという形で書かせて頂きました。甘くねぇな…コーヒーシュガーにもなりきれてません…本当にすいません。書き直しならいつでも致します。(双黒なのに太宰さんしか使っていない…ああああ!!) (2018年3月7日 22時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - きなこもちさん» 有難うございます!満足頂けましたか?とてもの三連続…w次回の作品もいずれ書きますのでその時はよろしくお願いします! (2018年3月4日 19時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 完結おめでとうございます!とてもとてもとても面白かった…!お疲れ様でした(*´∀`*) (2018年3月4日 19時) (レス) id: 48ae29e69a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年2月14日 12時

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