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in 武装探偵社
「太宰!仕事をしろ、貴様ァ!」
声を荒げるのは探偵社員の国木田独歩。所持している手帳のサイズの物なら何でも出せる、不思議な異能力を持っている。
「国木田くん、そんなに引っ張らないでくれ給え。首が取れてしまうよ………ん、首?取れる?死ねる!!」
死に至ることをなぜか喜ぶ珍妙な人間は、探偵社員、太宰治。彼の経歴は…何故だろう、何一つとして出てこない。
「はぁ、いい加減報告書を出せ!もう2週間と6時間28分も過ぎているぞ!」
「そんなに細かく測ってるの、全世界探しても国木田くんくらいだと思う。」
細かすぎる彼の頭には‘理想’と云う二文字しかない。理想が狂えば己も狂う。そう心得ているのだろう。恐らくだが。
「分かったよ、じゃ貸して。」
国木田の手からはらりと書類を奪い、内容をまじまじと眺める。何処かハッとした表情を見せた。
「どうかされましたか?」
そう声ををかけたのは探偵社員、中島敦。以前70億の賞金が掛かっていると有名になった異能力者。
「いや、ね。」
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chiyo(プロフ) - 見てください!!お気に入り登録者数が777(トリプルセブン)ですよ! 作者さん!明日の金運に期待できますよ! (2019年1月7日 23時) (レス) id: cf9c619e41 (このIDを非表示/違反報告)
雨音きこ(プロフ) - 時雨さん» うまかったッス。 (2018年2月13日 20時) (レス) id: 8cbcf612bf (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 雨音きこさん» んだとこの野郎。羨ましい奴め。 (2018年2月13日 20時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
雨音きこ(プロフ) - 時雨さん» こないだ食べた((ドヤァ (2018年2月13日 20時) (レス) id: 8cbcf612bf (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 雨音きこさん» 蟹、蟹、蟹〜♪蟹食べたい。 (2018年2月13日 19時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月4日 1時