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睨み合う空間が2人の中で繰り広げられる。
片方は余裕だったが。
「貴様、何をする気だ。」
『特に。私は帰りたいだけですよ。』
探偵社一同は今迄何の変哲もなく受け入れたが改めて思考を問いなおす。
彼女はあのポートマフィアの幹部補佐。
異能力所持者であることは分かっているが能力は定かではない。
殺傷に特化したものだったらどうだろうか?
被害は絶大である。
兄といえど、上の命令があれば躊躇なく息の根を止めるだろう。
「まぁまぁ!私がいれば能力は発動しない。そうだろう?」
太宰はAに抱きつき、そう微笑む。
「其れに今回、偶々此処に寄らせただけだよ。もう2度と来させないから、安心して。」
太宰とAは再びドアの向こうへと姿を消した。
国木田は腕時計を見るなり、仕事への帰省していった。
『…兄さん。いい加減帰らせてくれませんか?』
「何度も云わせないでよ。」
Aは大体察していた。
自分が居なくなれば幹部が動く事を。
私が消されてしまう可能性だって随分と右肩上がりになってしまう。
取り返しがつかなくなる前に帰りたかった。
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chiyo(プロフ) - 見てください!!お気に入り登録者数が777(トリプルセブン)ですよ! 作者さん!明日の金運に期待できますよ! (2019年1月7日 23時) (レス) id: cf9c619e41 (このIDを非表示/違反報告)
雨音きこ(プロフ) - 時雨さん» うまかったッス。 (2018年2月13日 20時) (レス) id: 8cbcf612bf (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 雨音きこさん» んだとこの野郎。羨ましい奴め。 (2018年2月13日 20時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
雨音きこ(プロフ) - 時雨さん» こないだ食べた((ドヤァ (2018年2月13日 20時) (レス) id: 8cbcf612bf (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 雨音きこさん» 蟹、蟹、蟹〜♪蟹食べたい。 (2018年2月13日 19時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月4日 1時