検索窓
今日:8 hit、昨日:18 hit、合計:526,566 hit

23. ページ25

Aは銃を構える。其れは獲物を捕らえた供食者の様であり、泣く子も黙らせる様であった。



お互い睨み合いの中、気まずい空気がただ通り過ぎてゆく。



そして時はきた。



「A〜っっ!!」



彼女の名を叫び、駆け足で抱きついてきたのは………予想がつくだろう。



太宰だ。



太宰の異能力、人間失格に寄りAの異能が解ける。元の姿に戻る。



元の可憐な女性の姿へと戻っていった。



『………』



「そんな怖い顔しないでよ。A?」



親しげな姿に中島は先程の緊張が嘘のように解け、へなへなとその場に腰を下ろした。



「A、君から出向いてくれるとは思ってなかったよ〜、会えて嬉しい。」



『気持ち悪いんで離れて下さい。』



「もう、つれないなぁ。」



Aはこの状況を一番恐れていた。苦手とする兄との再会。



兄は私に好意を持っている。この姿を見れば一目瞭然だろう。だが、Aは兄妹愛としか思っていない、鈍感なのだ。



要は彼に会う事により、居場所が推測されてしまう。彼は頭が良いから。迷惑をかけてしまう。



「で、どうするんです?えーと、」



「ん?A?持って帰るよ。」

24.→←22.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (333 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
801人がお気に入り
設定タグ:文スト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

chiyo(プロフ) - 見てください!!お気に入り登録者数が777(トリプルセブン)ですよ! 作者さん!明日の金運に期待できますよ! (2019年1月7日 23時) (レス) id: cf9c619e41 (このIDを非表示/違反報告)
雨音きこ(プロフ) - 時雨さん» うまかったッス。 (2018年2月13日 20時) (レス) id: 8cbcf612bf (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 雨音きこさん» んだとこの野郎。羨ましい奴め。 (2018年2月13日 20時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)
雨音きこ(プロフ) - 時雨さん» こないだ食べた((ドヤァ (2018年2月13日 20時) (レス) id: 8cbcf612bf (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 雨音きこさん» 蟹、蟹、蟹〜♪蟹食べたい。 (2018年2月13日 19時) (レス) id: 23b0d452e1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:時雨 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年2月4日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。