何でも屋。【名探偵コナン】 (ページ9)

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９：仲良しページ9

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コナンside

「よし、そろそろ帰ろうか」

『そうしましょう

コナン君も酷く疲れてるわ』

疲れてるのは誰のせいだよ・・・・

不倫調査自体は完璧と言ってもいいほどに早々に証拠を掴めた

問題はその後だ

常盤さんが1人になれば男が寄ってき安室さんが1人になれば女が寄ってき……

意外にも遊園地をしっかり楽しみたがった常盤さんが効率を重視したため途中別行動した結果がこれだ

2人のところを行ったり来たり行ったり来たりほんとうに疲れたぜ、、

無駄に顔がいいからなと思いちらりと2人を見ると2人ともムカつくぐらい満面の笑みで俺を見てくる

「ハハハ・・・・」

◇

安室side

「コナン君は家まで送るけど君はどうする」

『私は駅まででいいよ

あ、報酬は明日までに私の口座に振り込んでおいてね』

車に乗ると常盤は暑っついとウィッグをとった

「ウィッグしてたんだね」

『白髪だと少し目立つだろう？』

「なるほどねー！！」

『私の前で猫かぶっても意味ないよ、コナン君

流石に発信機をつける小学生が居るだなんて驚いたよ

今も私の袖口につけてるんだろう？

私につけるのは諦めなよ』

「なぁんだ、やっぱりバレてたんだ

じゃあ常盤さんのこと教えてー？」

『いやだね

前も言ったけど情報提供は金をとるよ』

ブレない常盤は脱いだウィッグと外した発信機をそのまま後部座席に居るコナンくんに投げた

「ブッ……情報提供じゃない、自己紹介だよ」

『いいや、自己紹介は私の情報を提供することだ』

「小学生からお金とるの？」

『小学生ならコンビニのお菓子にお金払わなくていいのかい？』

「クソっ、あぁ言ったらこう言う……」

『それはお互い様だよ』

大人には勝てないだろうとおちょくるようにニヤニヤする常盤にコナン君はムッとした表情になる

「こんな大人にはなりたくない」

『ならなくて結構』

軽快に笑い飛ばす彼女に少々呆れる

「君達、実は仲良いのかい？」

『仲良いよね〜コナンくん』

「え〜？なんの事〜？」