___ ドンヒョク ページ24
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あの日からマクくんから連絡が来ることが無くなった。
元々頻繁に連絡をとっていたか、そう思えばそうでも無かったけれどもう丸3日間連絡が来ない。
なのに、まだ携帯を握り締めて連絡を待っている私は一体どうしたいんだろう。
自分から何か送ろうか、そう迷ってはアプリを消しての繰り返し。
また泣いている所を見て呆れられたんだな。
あの日の私の顔があまりにも不細工だったんだな。
仕事中に抜け出す程の女じゃなかったな、そう気付いたんだな。
…いや、そうじゃない。
だってあの日のマクくんは、私のために駆けつけてくれた。
私を見て同じように心を痛めるように寄り添ってくれたんだ。
送ってあげれなくてごめんね。そう言ったマクくんは名残惜しそうにも見えたのに。
仕事が忙しいだけだ。そうだきっと。
『はぁ…。』
無駄な自問自答はやめよう。
「どしたんだい今日は。」
厨房から大将が顔を覗かせた。
『すいません。なんにも無いです！』
バイト中だっての忘れてた。
心配そうに私の顔を見る大将。
仕事中くらいはマクくんのことを忘れて過ごしたいのに、こんな日に限って外は雨でお客さんも居ない。
何もすることがなくてカウンター席で突っ立っていればそりゃあマクくんのことばかり考えちゃうよ。
「暇だし今日はもう上がってもいいよ。」
私の様子を見たからだろうか。
優しくそう言ってくれた大将はまだ心配そうに私の顔を伺っている。
『いやでも…、』
言葉を続けようとした時に店にお客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませ！」
『いらっしゃいませ！』
大将の声に反応して無意識に大きな声を出してドアの先を見れば、私の知ってる、私の会いたかった人が立っていた。
『マクくん…。』
私を見るなり申し訳なさそうな気まずそうな、なんとも言えない下手くそな笑顔を作った。
「友達も、連れてきたんだ。」
マクくんが左に1歩ズレれば後ろから人がゆっくり顔を覗かせた。
「こんばんわ〜！」
あぁ、多分この人ドンヒョクさんだ。
少し癖のある高めの声。
褐色の肌にふわふわの髪の毛。
ニコニコしながら私を見ている。
『こんばんは。』
社交辞令程度の笑顔を向けて、適当に席へ案内した。
マクくんはずっと落ち着かない様子でドンヒョクさんに静かにしろ！なんてソワソワしている。
私のことをチラチラと見てはその度に緊張した顔をしている。
分からない。
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ケロちゃん。(プロフ) - きょんさん» こちらこそありがとうございます🥹嬉しいです߹~߹ (2022年6月11日 22時) (
レス) @page19 id: 6e1f997a93 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 最高すぎます。もうにやにやとまりません！！こんな物語我得でしかないです！！ありがとうございます (2022年6月11日 15時) (レス) @page19 id: 6d9e8baccd (このIDを非表示/違反報告)
ケロちゃん。(プロフ) - alone99さん» 嬉しいコメントありがとうございます( ⸝⸝⸝ᵕ ̫ ᵕ⸝⸝⸝ ) (2022年6月3日 19時) (レス) id: 6e1f997a93 (このIDを非表示/違反報告)
alone99(プロフ) - もうすでにめちゃめちゃ好きな雰囲気のイマク出てきそうでワクワクです！応援してます！ (2022年6月3日 17時) (レス) @page4 id: 7bd05b70b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケロちゃん。 | 作成日時：2022年6月3日 0時
