87話 ページ41
Aside
私は恵の声なんて聞こえないフリをしてとにかく走った。
術式の鎌鼬を使って急いで高専を出た。
なんにも知らないくせに…
【高専辞めてくれない?】
推しに言われるなら…
出ていった方がマシだよ…
ごめんなさいみんな…
やっぱり私は弱いんだよ…
早く埼玉に帰ろう
私はすぐに烏天狗の技を使って飛んで埼玉まで行った。
早くお母さんたちに会いたい…
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ピンポーン
母「はーいどちらさ、、、ってA!?どうしたの!?こんな昼間から!」
ギュッ
A「お母さん…」ポロポロ
私は何も考えず何お母さんに抱きついた。
今はただ
お母さんの温もりを感じていたい…
母「A…?」
A「お母さん私、、、やっぱりダメだった、、、」
母「
A「うん…」
母「…とりあえず部屋に戻って顔を拭きなさい。お昼ご飯でも食べましょう」
A「うん、、、ごめんなさい」
母「無理しないで。いいのよ。貴方は私の大事な娘なんだから」
と、優しく頭を撫でてくれた。
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お母さんは今日は仕事が休みだったそうだ。
お母さんは私に何があったか何も聞かなかった。
お父さんとお母さんの日常を私に話してくれた。
お父さんが靴下を脱ぎっぱなしにするなどの愚痴ばっかり…
すごく久しぶりに聞いた感じがした…
ただのしょうもない会話だったけど…
その時間が
私にとってはかけがえのない時間だった。
ガチャ
母「ゲッ!今日の晩ごはんの食材がない!?」
冷蔵庫を見てがっかりするお母さん。
A「普段買い物行かないからでしょ…」
そういうとお母さんは大袈裟に体をギクっとさせた。
母「買い物行くわ…
そうだ!Aも行く?」
A「洗い物と洗濯物が終わってたらね」
母「〜んもう!A!!」
A「私がやっとくからいーよ!いってらっしゃい。」
母「ありがとうじゃあ今日はお鍋にしよっか!」
A「よっしゃ!ありがとう!気をつけてね」
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今日は鍋だって♪
ラッキー♪
なんて思いながら洗濯機を回していると
ピンポーン
宅配便か何かかな?
もしかしてまたAmaz○nでなんか買ったな…
もうあの2人ったら…
A「はーい。どちら様、、、って」
「よう」
A「な、なんで…?」
「やっぱりここにいると思ってた」
A「なんでここにいんのよ…
恵」
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歌唄(プロフ) - とても嬉しい感想ありがとうございます!引き続きお楽しみください! (3月15日 7時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - まだ読んでる途中ですが昨日からハマってずーっと読みまくり73話まで来たのですが主人公の子と世界で一番と二番気にしてるところが全く同じ過ぎて更にお話に入り込みやすいです!笑😢引き続き楽しく読まさせてもらいます🥹💗 (3月15日 1時) (レス) @page27 id: 0539db3d38 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - snowwhite12firsさん» 読んで下さりありがとうございます!さぁ?それはどうでしょ?ご想像にお任せします^^ (11月10日 6時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - r_inaaa6さん» ありがとうございます!! (11月10日 6時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - 更新、有難うございます。谷口をボコったのは五条先生ですか?それなら嬉しいんです‼️ (11月10日 1時) (レス) @page46 id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年10月17日 10時