77話 ページ31
久しぶりに思い出したな…
確かあれは中学1年の頃
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A「恵くんと同じクラスでよかった!」
恵「何がそんなにいいんだか…」
なんて話をしながら廊下を歩いていると…
「恵!」
え、
恵「よぉ」
なんで
恵「津美紀」
津美紀「ふふっ入学おめでとう恵」
やっぱり
あなたは恵くんには…
いなくてはならない存在なの…?
津美紀さん…
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後から恵に聞いたのだが彼女は恵が小五の時に隣に引っ越してきたそうだ。
私はその時五条先生に言われて恵から距離をとっていた。
学校へ一緒に行ったり、話をしたりはするが、
前のように家に遊びに行ったりはなく、そしてなるべく呪術の話はしないようにしていたのだ。
それは中学になっても同じことで…
津美紀「それで恵。隣の子は?」
A「え、あ、か、神代Aです、、、」
津美紀「あ、あなたがAちゃん!?よろしくね」
と、太陽のように笑う女性
恵くんは確か原作でもこの人の為に呪術師続けてるんだよね…
私はやっぱ…
この世界に居てもいなくても変わんないんじゃないかな…
津美紀「恵。ネクタイずれてる」
そう言って整える津美紀さん
私は何を見せられているのだろう…?
恵「ッ!///もういいだろ」
行くぞ、と私の手を引く恵くん。
その耳は赤く染まっていた。
いいな
別に恵くんに恋心があるわけじゃない。
でも
私の方が恵くんと長くいたのに…
なんて
思ってしまった。
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A「…綺麗な人だったね。彼女?」
恵「…?俺にとっては姉みたいなもんだよ」
知ってるよ
A「…そっか。あ、そういえば恵くん。今日お弁当いるんだよね?」
恵「あぁ。忘れてねぇか?」
A「もっちろん!!
恵くんは?」
恵「俺は…津美紀が作ってくれた。」
と、お弁当箱を見せてきた。
津美紀さんが…
A「恵くんが作らなかったんだ」
恵「俺が弁当あるの知って作って持ってきた。」
A「…へぇ〜」
なんでも知ってんだね
恵くんのことなら
あんな綺麗な人で性格もいいなんて…
恵「…A?」
今は
私を見ないで…
A「先戻るね!」
急いでこの場を離れなきゃ…!
恵くんに見られたくなんてない…
寂しくなって泣いてる自分なんて…
絶対に…
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歌唄(プロフ) - とても嬉しい感想ありがとうございます!引き続きお楽しみください! (3月15日 7時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - まだ読んでる途中ですが昨日からハマってずーっと読みまくり73話まで来たのですが主人公の子と世界で一番と二番気にしてるところが全く同じ過ぎて更にお話に入り込みやすいです!笑😢引き続き楽しく読まさせてもらいます🥹💗 (3月15日 1時) (レス) @page27 id: 0539db3d38 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - snowwhite12firsさん» 読んで下さりありがとうございます!さぁ?それはどうでしょ?ご想像にお任せします^^ (11月10日 6時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - r_inaaa6さん» ありがとうございます!! (11月10日 6時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - 更新、有難うございます。谷口をボコったのは五条先生ですか?それなら嬉しいんです‼️ (11月10日 1時) (レス) @page46 id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年10月17日 10時