49話 ホテル ページ3
恵「なんとかならないんすか！？」
「すみません､､､先程から色んなホテルに電話しているんですけど､､､いまのところ全て満室でして､､､」
と、申し訳なさそうに謝る補助監督さん。
A「あの､､､部屋ってシングルですか？」
「いえ、ダブルですが、」
恵「おいA！？」
A「私は恵と一緒でもいいですよ？」
「ほ、ほんとですか！？」
恵「おい待てふざけんな！！」
恵は怒って話を止めてきた。
A「仕方ないじゃんか！いつも私たちの代わりに色々してくれてるんだからミスの１つや２つくらい！」
恵「そうじゃねえだろ！ホテルに行かずに高専に戻ればいいだけの話だろ！」
五条先生が戻るなって言ってたじゃんか！
A「五条先生がダメって言ってたでしょ！？
ていうか、恵が私とそんなに泊まるのが嫌なら恵だけ帰れば！！」
恵「ｯ！そ、それは、」
恵は黙った。
ほらね。
私が嫌なら嫌って言えばいいのに…
別に怒んないし…！
恵「はぁ…わかったよ」
A「わかったなr「俺も泊まります」うぇ！？」
「ほんとですか！？あ、ありがとうございます！！すぐに向かいますので乗ってください！」
と、補助監督さんは車の中に戻った。
恵「…」
A「…」
車の中で私と恵は終始無言だった。
絶対補助監督さん気まずかったよね…？
すみません､､､
_____________________
「こちら荷物です。どうぞ」
A「ありがとうございます」
「また明日に迎えに来ますので…本当にすみませんでした…」
A「本当にお気になさらないでください…！」
恵「チェックインしてくる」
恵は無視してそのままホテルの中に入った。
A「もう､､､」
「大丈夫ですかね？」
A「大丈夫です！私たち幼なじみですから！」ﾌﾝｯ!
「ふふっ。そうでしたか。では今日の報告は私がしておきますね。
本日はお疲れ様でした。おやすみなさい」
A「はい！ありがとうございました」
ｳｨｰﾝ
恵「部屋の鍵もらった。207号室だってよ」
A「あ、ありがとう」
恵「行くぞ」
と、恵は私の荷物を奪ってきた。
A「ちょっ､､､恵､､､！」
恵「持つ」
A「恵…
ありがとう…」
恵「ん」
ちょっと喧嘩っぽくなっても恵は、やっぱり優しい…
A「だから恵と一緒にいたいんだよなぁ」ﾎﾞｿｯ
恵「なんか言ったか？」
A「ううん！な〜んにも？♪」
私は喜びながらエレベーターに向かった。
_____________________
恵「こんなことすんのはお前だけだって…いつになったら気づくんだよ…」ﾎﾞｿｯ
と、ため息を吐き、Aの後を追った。
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歌唄(プロフ) - とても嬉しい感想ありがとうございます！引き続きお楽しみください！ (3月15日 7時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - まだ読んでる途中ですが昨日からハマってずーっと読みまくり73話まで来たのですが主人公の子と世界で一番と二番気にしてるところが全く同じ過ぎて更にお話に入り込みやすいです！笑😢引き続き楽しく読まさせてもらいます🥹💗 (3月15日 1時) (レス) @page27 id: 0539db3d38 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - snowwhite12firsさん» 読んで下さりありがとうございます！さぁ？それはどうでしょ？ご想像にお任せします^^ (11月10日 6時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - r_inaaa6さん» ありがとうございます！！ (11月10日 6時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
snowwhite12firs(プロフ) - 更新、有難うございます。谷口をボコったのは五条先生ですか？それなら嬉しいんです‼️ (11月10日 1時) (レス) @page46 id: 9edbfa47f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2023年10月17日 10時
