33話 ページ35
五条｢寂しかった…？｣
A｢はい…
みんなは来てくれる親がいたから…
独りじゃなかったから
でも…
私にはいなかった
見に来てくれる親も…
友人すらも…
親が私を愛してくれているのは分かっているんです。
でも私は…
親に愛されている自覚は無いんです…
でもそんなことを考えていることを2人に知って欲しくないんです…
だから寂しいのを我慢したんです
でも五条さんに言われてはっきりしました。
どんだけ我慢しても寂しいって気持ちは隠せないみたいですね…｣
と、ヘラっと笑った。
五条｢…僕はさ、御三家に生まれたから学校は高専以外は通ってないから授業参観なんて体験したこともない｣
マジで御三家ってそんな感じなんだ
A｢そ、そうなんですね…｣
五条｢でも寂しいって気持ちは分かるよ
1人でいいって思ってたのに、傑と硝子に出会ってから誰かと一緒に歩くのがどれほど楽しいか知ったよ。
だから傑がいなくなるって思った時、悲しいよりも寂しい気持ちの方が勝ったんだ。
だから傑が
それは僕が"愛"を知ったからだ。
だから君も寂しいなら寂しいって言わないと…
君の周りには誰もいなくなるよ？｣
と、珈琲を飲む五条さん
そっか…
原作でも"五条さんは1人で最強"になったから…
ずっと寂しかったのかな…
A｢五条さん
ありがとうございます！
今日は五条さんのお陰で楽しかったです！！
五条さんがいたから寂しくなかったです！！｣
五条｢なら良かった。来た甲斐があったよ。
恵と傑が君を気に入る理由がちょっと分かったからね｣
A｢へ、｣
どうゆうこと…？
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
五条｢もう少し君のこと知りたいって思ったってこと。
傑が離反しなかったのは君のおかげでもあるからね。
僕の方こそありがとう。
君がいなきゃ傑がいなかったかもしれない。｣
A｢そんな大袈裟な…｣
五条｢だからご褒美にAになーんでも奢ってあげる♪｣
A｢え、そんな悪いですよ…｣
五条｢君と違ってお金あるよ？｣
と、ブラックカードを見せてきた
五条｢せっかくなんだからケーキも食べない？
ほら、チーズケーキとか好き？｣
A｢チーズケーキ！？…はっ！！｣
五条｢ふふっ。頼もうか？｣
A｢じ、じゃあお言葉に甘えて…
ありがとうございます！｣
五条｢イーヨw
今日は授業お疲れ様。｣
A｢はい！！｣
このまま時が止まればいいのにな…
そう思うくらい人生で1番楽しい時間だった。
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歌唄(プロフ) - るみさん» お気に入りなんて…///とても嬉しいです！ありがとうございます！どんどん更新していくのでぜひ楽しんでください！ (11月7日 13時) (
レス) id: 670427661b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - めちゃくちゃ好きなストーリーです！今一番のお気に入り作品です！応援してます！！ (11月7日 13時) (レス) @page49 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 夜空 優美さん» ありがとうございます！！ (10月7日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
夜空 優美 - 頑張ってください！ (10月7日 12時) (レス) @page34 id: 434aba9101 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 検いけ民さん» 凄く嬉しいです！！ありがとうございます！！ (10月6日 21時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2023年9月28日 14時
