32話 ページ34
五条「この紙さ、端っこに学校の名前載ってるでしょ?
だから持ち主は恵と君のどっちかだけ。
恵はこの日任務だから学校に行かないし、てか恵ならもらったその日に捨てるだろうしね。
だから君のだってわかった。」
と言って再度パフェを食べ始めた。
いや確かにこれは私の紙だけど…
A「別に来る必要は無かったんじゃないんですか…?」ボソッ
私がボソッ…っと言ったけど、五条さんの耳にはしっかり聞こえていたようでパフェを食べる手をまた止めた。
やっちまった…
A「別に理由を聞きt「初めはさ、行く気なんてなかったよ」ぇ、」
五条「この紙を見つけたとき、そのまま君に返そうと思ったけど、君が傑にこの日空いているかと聞いてたから…
誰かに授業参観に来て欲しいんだなって思ったから僕が代わりに来た。」
A「な、なるほど…
で、でも五条さんも特級呪術師だから傑くんと同じで出張多いんですよね?」
五条「そんなの秒で祓ってきたよ」
A「すご…」
五条「傑じゃなくて残念だね〜」
と、笑いながら新しいパフェを食べていた。
え、もうあれ食べ終わったの!?
じゃなくて…
A「そんなことないですよ…
来てくれて嬉しかったです!ありがとうございます!」
と、私がお礼を言うと五条さんは固まった。
え、なんか私おかしなこと言った…?
そのまま「はぁ、、、」と、ため息をついた。
A「な、なんかすみませn「本当はさ、」ぇ、」
五条「本当は君のこと貶しに来たんだ。
君は傑と恵に言い寄るめんどい女だって思ってたから。
君の学校に行って君の評判を下げてやろうって思ったんだ。
これに懲りたら二度と傑たちに関わらないだろうって思ってね?」
A「な、なんてクズな…」
五条「でも教室に入ってびっくりした。
君が僕の顔を見た途端…
すっごい嬉しそうな顔するから…
言うつもりだった台詞も吹っ飛んじゃった。」
と、珈琲に砂糖を7、8個以上入れた。
絶対あれ砂糖溶けてないだろ…
てかそんなに嬉しそうな顔してたの!?
はっず…///
五条「なんで傑に頼もうと思ったの?」
A「私の親は共働きだから、今まで授業参観に来てもらったことないんです。
でも普段は恵くんや甚爾さんがいたから何とも思いませんでした。
でも今年は恵くんもいないから傑くんに頼もうと思ったんです…
あの学校は授業参観の日のみ親と帰ることができるから、帰りは1人だと目立つんです。
それが嫌だったから…
でも今日五条さんが来て分かりました。」
ほんとは私…
A「私…寂しかったんです。」
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歌唄(プロフ) - るみさん» お気に入りなんて…///とても嬉しいです!ありがとうございます!どんどん更新していくのでぜひ楽しんでください! (11月7日 13時) (レス) id: 670427661b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - めちゃくちゃ好きなストーリーです!今一番のお気に入り作品です!応援してます!! (11月7日 13時) (レス) @page49 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 夜空 優美さん» ありがとうございます!! (10月7日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
夜空 優美 - 頑張ってください! (10月7日 12時) (レス) @page34 id: 434aba9101 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 検いけ民さん» 凄く嬉しいです!!ありがとうございます!! (10月6日 21時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年9月28日 14時