23話 待ち合わせ ページ25
A「ここで待ってたらいーのかな?」
私は駅前でスマホを触って傑くんを待った。
任務で疲れてるから今日じゃなくても良かったのに…
なんて考えながらスマホを見ていると
ドンッ!!
A「わっ!!」
いきなり人がぶつかってきた
「いってーな!!」
いやお前がぶつかってきたんじゃないの!?
でも面倒なことになったら困るし…
A「す、すみません…」
私は渋々頭を下げて謝ると
「お前のせいで腕怪我したんだけど〜??」
A「はい!?」
「しかも酒まで零れたんだけど!?
最悪!弁償しろや!
慰謝料早く出せよ!?」
ちょっと待って!?
昼間っから酒飲んでぶつかってきたくせに…?
挙句、私に慰謝料請求!?
ふざけてんの!?
A「いや、それは私のせいじゃ…」
「あ゙ぁ?ぶつかってきたのはお前だろ!!」
いやお前だよ!!
A「いや、ですから…」
「払えねぇってんなら…
こい!
無理やり払わせてやる」
と、いきなり私の腕を掴んできた
A「は?ち、ちょっと!!
離して!!
誰k…」
助けを呼ぼうとして周りを見ると…
全員が目を逸らしていた。
【私に関わるな】
【俺に助けを求めるな】
そう言ってるかのようだった。
A「そんな…」
「誰も助けてくれねーよw
さぁはやく来い!!」
グイッ!
A「い、イッタ…
誰か…
助けてよ
傑くん…!!」
ポンッ
「おまたせ」
A「え、」
夏油「おまたせA。遅れてすまないね」
A「す、傑くん…」ポロッ
私が涙を零すと
夏油「おやおや。泣いちゃって…
可愛い顔が台無しだよ?
まぁ泣いてる顔も可愛いけど((ボソッ…
怖かったよね。よしよし
もう大丈夫だよ?」
と、涙を優しく指で拭って、頭を撫でてくれた。
A「傑くーん!!」
ガシッ!
傑くんに助けを求めようとしたら掴まれていた腕を再度強く掴まれた。
A「…ッ!!」
私が痛くて顔を歪めると
ガシッ!
夏油「私の大事な子に何してるのかな?」
と、男の人の腕を強く掴んだ
ギリギリ
「…ッ!!いってぇー!!!
離しやがれ!!」
そう言われると傑くんはすぐにパッ、っと離した。
夏油「今後一切この子に近づくな」
「は、ふ、ふざけんな!!そのガキが俺にぶつかってきたんだ!!おかげで俺は腕を怪我したんだぞ!?
慰謝料早く出せよ!!」
ビクッ!
私が驚いて傑くんにしがみつくと…
ガシッ!
傑くんは再度男の人の腕を掴んで
夏油「なら
と、力強く掴んだ
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歌唄(プロフ) - るみさん» お気に入りなんて…///とても嬉しいです!ありがとうございます!どんどん更新していくのでぜひ楽しんでください! (11月7日 13時) (レス) id: 670427661b (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - めちゃくちゃ好きなストーリーです!今一番のお気に入り作品です!応援してます!! (11月7日 13時) (レス) @page49 id: 78bcb99771 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 夜空 優美さん» ありがとうございます!! (10月7日 14時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
夜空 優美 - 頑張ってください! (10月7日 12時) (レス) @page34 id: 434aba9101 (このIDを非表示/違反報告)
歌唄(プロフ) - 検いけ民さん» 凄く嬉しいです!!ありがとうございます!! (10月6日 21時) (レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年9月28日 14時