推しに嫌われている件について【呪術廻戦】

17話 ページ19

椿「…A。

私にホントの事教えてくれて




ありがとね。


私もね



Aに出会えたこと本当に心から嬉しい。


だからお願い…


自分を犠牲にしないで？



私



まだあんたにはこっち(・・・)に来て欲しくないの…


だから



まだ生きて



生きて



生きて




おばあちゃんになるまで生き抜いて




"楽しかった"



って言って



私の元に来てね？



私と



約束してくれる？




お願い…



私の最後の願いなの…」


A「最後…？」


椿「うん…


もう時間がないから



私はいくね(・・・)？」


その意味が分からないほど


私は馬鹿じゃない



もう




さよならなんだ




A「もう…



終わりなんだ…ね？」



椿「うん。


結構頑張ったんだけどね〜

時間切れみたいw」

ｷﾞｭｯ

椿はもう一度

優しく私を抱きしめた。


私も


強く




強く椿を抱きしめた。


この温かさを



忘れないように…



椿「あぁ､､､いきたくないなぁ､､､」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


A「わ、私も､､､離れたくないよぉ､､､」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

椿「A？」


A「ｽﾞﾋﾞｯ…

なﾞぁに…？」


椿「またね！」



ﾄﾝ



椿は優しく私を押した



でも


笑顔だった。



あの時もだ。



私を助けた時


【A！！】


あのとき私を押した時


椿は笑顔だった


椿は



私のこと



恨んじゃいないんだ…


ずっと



あの時から



私のことを思ってくれてたんだ。



ありがとう




椿。


私も笑顔で椿と離れた。




笑顔で別れないと…





椿に申し訳ないもんね…




ありがとう





椿





またね




私の親友





_____________________
椿「あーあー､､､


私とうとう死んじゃったのか〜


Aが



私のことで



自分を恨まないといいな…。



でも



最後まで笑顔でいたから



大丈夫だよね？






ほんとにありがとうね





A





私も



ほんとにAのこと大好き…




さよなら



またね




私の親友…」





花が降る




死後の世界に







1粒の雨が降った。





その雨は





優しい人の心が






詰まっているかのように




とても温かい雨だった。

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