37話 ページ41
金田一「飛雄って、あの影山のこと?」
A「そーだよ?」
と言うと金田一が気まずそうにして、頬をかいている。
A「ど、どーしたの?」
金田一「あ、あのさ、、その、俺も国見も思ってることなんだけど、俺らの方が前から仲良くしてたのに、その、下の名前で呼んでるの、い、いいな、、、って」
と、照れた顔で言った。
A「国見くんも、そう思ってたの?」
国見「…別に。俺らの方が先に呼んでほしかったって思っただけ。」
とそっぽ向いてしまった。
2人とも。
私のことそんなに大事に思ってくれてたんだな。
A「、、、もう!!それなら早く言ってよ!英くん!勇くん!」
と言うと勇くんはすっごい笑顔で「Aー!」っと言って抱きついてきた。
もうほんとに可愛いんだから!
相変わらず犬みたいだな〜。しっぽと耳が見える。
英くんもポケットに手をつっ込んだまま、私の頭を撫でてきた。
英くんからホワホワって効果音が聞こえた気がする。
花巻「可愛い1年だな」
松川「だな〜」
及川「ちょっと及川さんをほっておいて何してんの!?」
岩泉「やめろお前が入ったら穢れる。」
及川「ちょっとそれどーゆうこと!?」
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及川「話。終わった?」
と及川さんが腕を組んで扉に体重をかけて後ろで待っていた。
あ、地獄の時間再びきた
オワタ
A「は、はぃ、、、」
国見「ちょっと待ってください。Aこっち来て」
と国見くんが手を引っ張ってきた。
A「そーいえばジャージ洗って返すね」
国見「うん。それより手見せて。とりあえずテーピングしとく」
と、及川さんに掴まれてできた赤い手形の部分にテーピングしてくれた。
A「ありがとう英くん」
国見「うん頑張って」
と、言ってくれた。
うん。テーピングしてくれたのは普通に嬉しいよ?
嬉しいけどさ、、、
まず私を助けろよ!?
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及川さんはなぜかキレていた。
ほんとになんで?
及川「全く、、、なんでAちゃんって変なやつに好かれんの?」
A「知らないですよ」
及川「はっ!Aちゃんほんとに面白い子だよね〜」
A「及川さんよりかは絶対にマシです」
及川「失礼だよ!?Aちゃん!!」
A「もう!なんで理不尽にキレてるんですか!?
ちょっとでもバレーしてる及川さんかっこいいなんて思うんじゃなかった、、、」ボソッ
及川「え、」
A「あ///」
し、しまった。
心の声が出てしまった。
や、やばい///
は、恥ずかしい///
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作者名:歌唄 | 作成日時:2023年3月31日 23時