23話 ページ26
A「懐かしいですね」
牛島「あぁ」
あの時にちょっと救われたんだよね。
にしても寒い。まだ四月だもんね。私寒がりだから耐えれない。ほんとに、、、
早く帰ろう
そう思って見てみると及川さんが若利さんに絡んでいた。帰るの遅くなりそう。
A「国見くん金田一もう帰ろ。」
金田一「え、でも先輩置いていくのは、、、」
国見「いいんじゃない」
さすが国見くん。君も帰りたそうだもんね！
とりあえず岩泉先輩に言おうとしたら及川さんを止めていた。さすが相方！
じゃなくて！ほんと寒いんだって､､､
ﾊﾟｻｯ
A「え、」
及川「は？」
若利さんが自分の着ていたジャージの上を私の肩にかけてくれた。
牛島「寒いのだろう？これを着ろ」
A「あ、ありがとうございます//」
私が寒いのよくわかったな。お言葉に甘えてそのジャージを着るとほんとにぶかぶかだった。
ﾁﾗｯ
牛島「？」
まぁこんなにもガタイも身長も大きいもんね。羨ましい。
牛島「家はどこだ？送る」
A「え、悪いですよ！だって今ランニング中ですよね？」
牛島「かまわん。これも運動だ。行くぞ」
あ、これ何言っても無駄なやつだ。
A「じゃあお言葉に甘えて」
牛島「あぁ。」
じゃあ、、、
A「ごめんなさい！先に帰りますね！さよなら！」
ボーっと、モアイ像みたいになっているストーン及川さんなんて見てない見てない。
金田一「気をつけろよー」
国見「また明日な」
A「うん！バイバーイ」
2人はやっぱりまともだ。
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若利さんは途中でいいと言ったが最後まで送ってくれた。さらにジャージも洗って返すと言ったが、「そのままでいい」とそのジャージを着て帰っていった。
若利さんほんといい人だな。なんか今度お礼しないと。
そうだ！確かまだクッキーの材料余ってたはず！
ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ
A「あった！！よし！今日これを作って明日若利さんにあげよう！せっかくならみんなにもあげようかな♪」
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おまけ☆
及川「はっ！Aちゃんは？！」
岩泉「帰るっつってただろ？」
及川「はぁ？！嘘でしょ〜？！つーかウシワカちゃん何あれ？ムカつくんですけど！！彼シャツじゃんかよー！！」
岩泉「うるせぇ！クソ川！！近所迷惑だろがぁ！！」ﾎﾞｶｯ
及川「ぎゃっ！！どちらかと言えば岩ちゃんの方が近所迷惑だよ！！」
岩泉「あんだと！！ごらぁ！！」ｺﾞﾝｯ
及川「痛いってば！！」
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作者名：歌唄 | 作成日時：2023年3月31日 23時
