58話 ページ10
なんて私の悪口で盛りあがりながらマーリンさん達は部屋に入っていった
A｢､､､ｯ｣
ランス｢…｣
私は息を潜めてランスくんと廊下の物陰で隠れていた
ランス｢…いつからだ｣
A｢え｣
ランス｢いつからだ。早く答えろ｣
ﾋﾞｸｯ
いつもよりも圧が怖い､､､
A｢す、数日前から､､､｣
ランス｢そうか。…待ってろ。すぐに殺してくる｣
杖を構えて部屋に乗り込もうとするランスくん
A｢ま、待って！！｣
ランス｢なんで止める！！お前のことを悪く言うやつらだぞ！？生きる価値なんてねぇだろ！！｣
A｢お願い､､､やめて､､､｣
ランス｢ｯ！？｣
ﾎﾟﾀｯ
A｢お願い､､､。私は、大丈夫だから､､､。ランスくん､､､｣
涙を零しながらランスくんの服を掴み一生懸命頼んだ
マーリンさんは地味に位が高い家系の人だ
魔法局に親がいるから神覚者を目指しているランスくんの邪魔をしたくない…！
私なら大丈夫だから…
ランスくんを巻き込みたくないなどと言い続けると
ランス｢､､､ｯ｣
ランスくんは顔をしかめた
A｢お願い､､､。今はほんとに大丈夫だから､､､
ほんとに辛くなったら助けてって言うから｣
ランス｢…本当だな？｣
A｢､､､うﾞんﾞ｣
ランス｢…お前に泣かれるとオレが困る。今回は許す。
でも次見かけたらすぐにあいつらを殺す。いいな？｣
A｢わ、わかった､､､｣
ランスくんは私の目元にハンカチを当ててくれた
優しく涙を拭ってくれたランスくん
私が去った後ランスくんがすごい怒っていたのには気づかなかった
_____________________
その日の夜…
もうこれ以上部屋にはいたくないので毛布を持って私は部屋を出た
あの部屋で寝るよりかは外で寝る方がマシだ
そう思って私はレイン先輩と初めて出会った森のベンチで眠ることにした
A｢ここなら…静かに眠れる｣
私はベンチに座り
最近はまともに寝ていなかったからなのか
そのまますぐに寝てしまった
_____________________
寝てからどのくらい経っただろう…
ﾄﾝﾄﾝ
｢…い。おい…。おい。起きろ｣
誰かに話しかけられている…？
人の声が聞こえたので目を開けると
｢お前…
こんなとこで何してんだよ？｣
A｢わ、ワースくん､､､？｣
こんな暗い中
ワースくんが隣に座って私の肩を叩いて起こしてきた
私が目を擦りながら
A｢あれ､､､？
なんでこんなとこにいるの､､､？｣
と聞くと
ワース｢それはこっちのセリフだ｣
と言われた
ごもっともだけど…
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
