53話 ページ5
それからお兄さんに聞いたオススメをいくつか買った
お値段もサービスしてくれた
なんてイケメンな心の持ち主なんだ…！！
そして帰り際に
｢そうだ。良かったらこれも｣
A｢…これは？｣
｢実は来月販売予定の茶菓子でね。東洋の"マッチャ"とチョコレートをふんだんに使ったブラウンケーキ｣
A｢え、いいんですか？｣
発売前の商品を貰うなんて…
｢もちろん。その代わりまたきてね｣
とイケメンスマイルで送り出してくれた
イケメンだ…！！
_____________________
私はウキウキ気分でオーターさんの元に戻ろう…
部屋に言ってちゃんと謝ろう…なんて考えながら歩いていると
ﾄﾞﾝｯ
A｢わっ！？｣
前にいた人たちにぶつかってしまった…
A｢す、すみません､､､｣
と、咄嗟に謝ると
｢おじょーちゃん急にぶつかんなよ〜w｣
｢あ、お詫びにちょっくらこっち来てくんない？｣
男2人組になぜか手を掴まれた
A｢え、｣
そしてそのまま裏の路地に連れていかれた
待ってなんで！？
てか力強っ！！
そりゃマッシュくんよりは弱いけど！！
A｢ちょっ！！離してよ！！｣
と暴れ回ると
｢ﾁｯ！！うっぜぇな！！｣
と、いきなりドンッ！と押してきた
私は押されると思ってなかったから
ｺﾞﾝｯ!!
と壁に頭をぶつけてしまった…
A｢いっ､､､た､､､｣
頭がズキズキする…
｢ったく…大人しくしときゃいいのによぉ｣
｢怪我しなくて済んだのになw｣
と笑いながら男たちは私にゆっくり近づいてきた
杖を出して戦えばいいのにそんなこと今の私には頭にはなかった…
茶菓子だけは守ろうという考えしか無かった
そんなこと考えている間にも男たちは私に近づく
やばい､､､
やられる､､､！！
そう思った瞬間…
ﾋﾞｭｩｩｩ!!
いきなり強い風が吹いてきた
砂埃が目に入ると思い、慌てて目をつぶり
恐る恐る目を開けると
A｢え｣
目の前の男2人組はなぜか倒れていた
えなんで！？
待って私2.3秒目つぶってただけだよ！？
ほんとになんで！？
怖くなったので男たちを置いて慌てて裏の路地を抜けた
_____________________
５分くらい走っていると
ﾄﾞﾝｯ
A｢わっ！？｣
また人にぶつかり後ろに倒れそうになった所を
｢全く…騒がしい人ですね｣
腰に手を回して助けてくれた
A｢…その声は
オーターさん！！｣
オーター｢はぁ…。全く…早く戻りますよ。
まだ書類仕事は残っているんですから…｣
と眼鏡をクイッとあげながら呆れていた
お、怒ってる…！！
A｢ご、ごめんなさい！！｣
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
