87話 ページ39
ﾍﾞﾘｯ
ワースくんは急いで私の肩を掴んで離してきた
ワース｢わ、悪ぃ｣
A｢あ､､､う、うん///｣
でも未だにわたしの顔は見てくれない､､､
ワース｢…んで？なんで
A｢あ、あの､､､この前借りたローブ返そうと思いまして､､､｣
私はローブを入れた紙袋をワースくんに渡した
A｢お、遅くなってごめんなさい､､､困りました、よね？｣
ワース｢…いや別に。予備あるし｣
ｼｰﾝ
やべぇ会話が続かない、
A｢あ、あn｢幻滅しただろ？｣え｣
ワース｢
A｢え、そ、そんなことは…！！｣
ワース｢いいんだよ。言い訳なんて聞きたかねぇ｣
ワースくんは下を向いて笑った
ワース｢…結局俺は価値のある人間にはなれなかった…。
それだけだ｣
まるで自分自身を嘲笑うかのように話すワースくん…
A｢ワースくん！！｣
ワース｢いいんだ。忘れろ
二度とこの寮には来んな
俺のとこにも｣
A｢…ｯ｣
ワースくんはそう言い切ると1度も私の顔を見ずに帰ろうとした
A｢待って！！｣
ｶﾞｼｯ
急いで帰ろうとするワースくんの腕を掴んだ
ワース｢ｯ！おい！｣
ワースくんは振り払おうとすれば振り払えるのに
振り払おうとはせず…私を怒鳴るだけだった
A｢待って､､､
私そんなこと思ってない！！｣
ワース｢…ｯ｣
A｢ワースくん､､､聞いて？
価値があるかないかなんて関係ない､､､
私は
いつも一生懸命努力しているワースくんといたいの､､､｣
私は涙が零れ落ちそうなのを必死に耐えてワースくんに話した
A｢それに…
私の方が価値のない人間だよ､､､
みんなが
ワースくんが苦しんでいるのに気づかないで
ごめん､､､
ごめんなさい､､､｣
ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
結局耐えれなくて泣いてしまった
ワース｢ふざけんな！！｣
ﾋﾞｸｯ
そこでいきなり怒鳴られた
そして肩を掴み
ワース｢誰がお前に価値がねぇっつってんだ！？教えろ！！
そいつを俺が締めてやる！！｣
と言ってきた
A｢え…？｣
ワース｢あ、
…悪ぃ。つい｣
我に返ったワースくんは私の肩を掴んでいた手を離した
でもそれよりも
やっと私の顔を見てくれた
その事実に嬉しくてさらに泣いてしまった
ｷﾞｭｯ
A｢ワースくん､､､お願い。
もう会わないなんて言わないで､､､
私…
まだワースくんと仲良くしたいよ｣
消え入りそうな声で
ワースくんの服を掴みながら言った
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歌唄(プロフ) - 天然石さん» どこかで聞きましたね笑 (3月27日 12時) (
レス) id: 951da5989b (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - デジャブなセリフ（笑）どここできいたことのあるような（笑） (3月27日 11時) (レス) @page6 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌唄 | 作成日時：2024年3月26日 15時
